昨年、社会現象を巻き起こした4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」(著:きくちゆうき)が、タイトルを改め『100日間生きたワニ』としてアニメーション映画化され、2021年5月28日に全国公開することが公開100日前に発表され話題となりましたが、「100日後に死ぬワニ」最終話から1周年となる本日3月20日、本作初の映像解禁となる特報とポスタービジュアルが解禁! さらに追加キャストとして山田裕貴さん、ファーストサマーウイカさん、清水くるみさんの出演が発表されました。
原作者きくちゆうきさんのTwitterに100日間毎日投稿された何気ないワニの日常を綴った4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」。アニメーション映画『100日間生きたワニ』では、100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描きます。
変わってしまった日常、続いていく毎日
こんな時代だからこそ、前を向いて進んでいくあなたへ贈るー
映画では、大切なものを失った仲間たちのその後の物語も
この度解禁されたポスタービジュアルは、ワニがネズミやモグラ、仲間たちと過ごした日々をおさめた沢山の写真が描かれ、何気なくも愛おしい毎日の瞬間がちりばめられているデザインになっています。
本作の主人公・ワニの声を神木隆之介さんが担当するほか、ワニの親友のネズミ役を中村倫也さん、モグラ役を木村昴さん。また、ワニが恋するセンパイ役に新木優子さんと豪華キャストが集結。
監督・脚本は、原作に込められたメッセージに強く共感し映画化を熱望した『カメラを止めるな!』の上田慎一郎さんとアニメーション監督としても活躍するふくだみゆきさん夫妻。 新型コロナウイルスの流行に直面し、大幅な脚本の書き直しを行い「今観て欲しい」物語を作り上げた。また音楽を⻲田誠治さんが担当。いきものがかりの書き下ろし主題歌「TSUZUKU」が作品を彩ります。
併せて解禁された特報では、原作の最終話で描かれた花見のシーンからはじまり、ワニの過ごした100日と、本作で描かれる新しい物語の様子が、いきものがかりが本作の為に新たに書き下ろした主題歌「TSUZUKU」と共に描かれており、神木隆之介さん、中村倫也さん、木村昴さんが息を吹き込んだそれぞれのキャラクターたちの声も確認することができます!
・『100日間生きたワニ』特報
https://youtu.be/K7Cn4fI6PZI
映画オリジナルキャラクターで追加キャスト解禁!
さらに、本作を彩る追加キャストが解禁。映画オリジナルの新キャラクター・カエル役に山田裕貴さんが決定。「100日後に死ぬワニ」のその後を描いた新たなストーリーで、中村倫也さんが声をつとめるネズミや、木村昴さん演じるモグラ達と交流を重ねる重要なキャラクターを演じます。モグラの恋人イヌ役にはファーストサマーウイカさん、センパイが働くカフェでアルバイトをしているバイトちゃん役には清水くるみさんが決定しました。
<カエル役:山田裕貴>
話題になっていたので、実際に原作を読んでみたら日々の大切さに気づかされ、日頃の過ごし方も変わるような力を持った作品だと思いました。映画オリジナルのカエルは僕自身、台本を読んだ時に異物感があって、皆さんも最初の印象は「なんだこいつ」って感じると思いますが、この物語にとって“新しい風”です。
残された悲しみ、出会いと別れ、そうしたものを背負った人への追い風になれたらと思います。また、どれだけ明るくて、笑顔で元気にいる人でも抱えているものがあって、色々な人がそこにいるという事をカエルから感じて貰えたらいいなと思います。
<イヌ役:ファーストサマーウイカ>
リアルタイムに毎日楽しみに読ませて頂いていたので、まさか動くワニ君達とその世界に入れるなんて夢にも思いませんでした!中でも、物語をさらに鮮やかにしてくれたイヌさんはとても好きなキャラクターでした。モグラさんとの掛け合いも楽しみです。イヌさんの明るくキュートな雰囲気を出せるように頑張りたいと思います!
<バイトちゃん役:清水くるみ>
朝の番組で特集しているのを毎日楽しみに見ていた100ワニに、まさか自分が携わらせていただけるなんて、そして、初めて声のお仕事をこの作品でさせていただけるなんて、とても光栄です!個人的に近年、行間を読ませる作品に出会えていないな、と感じていたのですが、この作品はみる人によって色々な感情を想像させてくれる素敵な作品だなと思います。このようなご時世ですが、だからこそ大切なものに気付かせてくれる、そんな作品になっていると思います。世代を問わず、たくさんの方に観ていただきたいです!
主題歌:いきものがかり、音楽:⻲田誠治のコメントも到着
▼いきものがかり 水野良樹 コメント
ワニくんがいなくなってから、嵐のように時が過ぎていった1年で、自分の感情や暮らしを雑に扱わないこと。怒りや不安に心を酔わせないこと。今日から明日をなんとか続けていくこと。それがどれだけ大変で、どれだけ尊いのか。ずっと考えています。
“つづく“という言葉に込めたのは意志です。
今、生きているひとたちはいつも“残される側“です。別れの悲しみを知りながら、それでも明日を迎えなければいけません。
自分の今を、自分の物語を、必死に生きようとしている誰かに、この歌が届いて欲しいです。
▼⻲田誠治 コメント
このお話をいただいたとき、音楽も色もまだついていない、まるで紙芝居のような映像を見せてもらっただけで涙があふれました。
ワニくんの日常は、僕たちが向き合っている日常そのものでした。
この映画は生きることの素晴らしさに光をあててくれるやさしい物語です。
この尊い日常にそっと音楽で寄り添えれば幸いです。
SNSでは映画“100ワニ”【100日企画】も毎日発信中!
公開まで100日間、毎日映画”100ワニ”から映画がより楽しみになる企画をSNSで発信する【100日企画】が公式TwitterとInstagramでスタート! きくち先生による描きおろし4コマ漫画や、キャスト、監督も登場予定!ぜひチェックしてください!
Twitter:@100waniMOVIE Instagram:@100wanimovie
作品概要
【STORY】
桜が満開の3月、みんなで約束したお花見の場に、ワニの姿はない。
親友のネズミが心配してバイクで迎えに行く途中、満開の桜を撮影した写真を仲間たちに送るが、それ
を受け取ったワニのスマホは、画面が割れた状態で道に転がっていた。
100日前―――
入院中のネズミを見舞い、大好きな一発ギャグで笑わせるワニ。
毎年みかんを送ってくれる母親との電話。バイト先のセンパイとの淡い恋。仲間と行くラーメン屋。大
好きなゲーム、バスケ、映画…ワニの毎日は平凡でありふれたものだった。
お花見から100日後――
桜の木には緑が茂り、あの時舞い落ちていた花びらは雨に変わっていた。仲間たちはそれぞれワニとの
思い出と向き合えず、お互いに連絡を取ることも減っていた。
変わってしまった日常、続いていく毎日。
これは、誰にでも起こりうる物語。
『100日間生きたワニ』2021年5月28日(金)全国公開
神木隆之介 中村倫也 木村昴
新木優子 / ファーストサマーウイカ 清水くるみ Kaito 池谷のぶえ 杉田智和 / 山田裕貴
原作:きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」
監督・脚本:上田慎一郎 ふくだみゆき
音楽:⻲田誠治 主題歌:いきものがかり「TSUZUKU」(Sony Music Labels)
製作:市川南 大田圭二 共同製作:藤川克平 中尾恭太 春山ゆきお 辻野学 五老剛
エグゼクティブプロデューサー :山内章弘 上田太地 プロデューサー:臼井真之介 山中一孝
コンテ・アニメーションディレクト:湖川友謙 美術監督:徳田俊之 色彩設計:池田ひとみ 撮影監督:簡佳瑩
製作:「100日間生きたワニ」製作委員会 アニメーション制作:TIA 配給:東宝
(C)2021「100日間生きたワニ」製作委員会
公式サイト:100wani-movie.com