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停電時でも作れる“防災チャーハン”を作ってみよう


なんでもご飯と炒めてチャーハンにする“なんでもチャーハン”企画の番外編として、防災に役立つ“防災チャーハン”を紹介します。備蓄食料であるアルファ米(アルファ化米)とカップ麺で効率よくチャーハンを作ってみましょう。

用意するもの:
・水(300mlくらい)
・カップヌードルなどのカップ麺
・アルファ米
・カセットコンロ
・フライパン

 

※もしカセットコンロがなかったとしても、ギリ作れます!(後述)

災害時に電気やガスが止まっても、カセットコンロとボンベがあれば温かい食事や飲み物を作ることができるので、もしもの時の備えとして持っておくのがオススメ。水やカップ麺、アルファ米は、古いものを消費しながら買い足して蓄えておくローリングストックに向いています。

防災チャーハンの作り方

(1)先に時間がかかるアルファ米の方に既定の水量を入れておきましょう。この製品の場合170ml、常温の水で戻すのにかかる時間は60分です。

(2)今回は「カップヌードル」で作ってみます。麺を容器から取り外し、ビニール袋があればその中で麺を砕きましょう。袋がない場合には容器の上でバリバリと豪快に砕いていきます。

(3)砕いた麺に水を注ぎます。水の量はひたる程度です。量にして通常の3分の1~半分弱くらいで十分でしょう。

(アルファ米がもどるまで、しばし待ちます!)

(4)アルファ米がもどったら、カセットコンロで麺と一緒に炒めます。温める程度であれば、強火で30秒炒めて完成です! 焦げ目はお好みで。

<カセットコンロがない場合>
コンロがない場合は、もどったアルファ米と麺を混ぜるだけでOK!
※先に麺の底のスープが行き渡るようにかき回しておきましょう

実はこうして混ぜるだけでも、意外と食べられるので覚えておいて損はありませんよ。

試食してみた

待ち時間は長いのですが、調理は混ぜて炒めるだけの一瞬でした。実際に食べてみると、間違いない美味しさ。今回使ったカップヌードルの白米との相性の良さに尽きるのですが、味自体はスタンダードで気持ちが落ち着く安定の美味さと言えます。

また、少し熱が加わるだけで、満足感が数倍アップしますね。このレシピ、最小の手間でぬくもりがを感じられる点もポイントです。

水でもどす時間はかかるけど、多くのメリット!

この防災チャーハン、水で戻す分の時間がかかりますが、メリットがいくつかあります。

(1)ガスを節約
チャーハンの場合、カセットコンロを使う時間はトータルで1~2分程度。1人前で400ml~600mlのお湯を沸かす場合、3~4分以上かかるでしょうから、使うガスの量は圧倒的に少なくて済みます

(2)水を節約
使う水の量も節約できます。通常のカップヌードルの場合、必要な水の量は300mlですが、防災チャーハンの場合は100ml~120ml程度で済みます。

(3)ぬくもりによる満足感
試食のところでも述べましたが、食事に少しでもぬくもりがあるだけで満足感が違います。

災害時は料理自体がしづらい状況ですが、こうして“ひと手間加える”ことによって、ちょっと気分が紛れるという効果も期待できそうです。いまや非常食も色々なメニューがありますが、アレンジメニューで楽しい気分を保つのも重要です。

いつもの“なんでもチャーハン”を応用した防災チャーハン。非常時の備えにぜひ覚えておいてください!

ガジェット通信・なんでもチャーハン
https://getnews.jp/tag/friedrice

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