Googleは、その年のYouTubeの動向を広告主や広告会社向けに公開する「Brandcast 2020」を12月3日に開催しました。今年は初のオンライン開催となり、最新のユーザーデータやYouTube広告の活用事例などを紹介しました。
「Brandcast 2020」で公開された2020年のYouTubeユーザー動向は主に以下3点です。
(1) 国内の月間のユーザー数は6500万人以上
(2) 動画サービス使用者の74%がYouTubeの利用が増加
(3) 1500万人以上がテレビ画面を通じてYouTubeを視聴
(1) 月間のユーザー数は6500万人以上
YouTubeは、世界中で20億人以上が視聴をしているプラットフォームです。そんな中、2020年における日本の月間YouTubeユーザー数は、6500万人以上だということがわかりました。さらに、ユーザーの年齢層は18~64歳と、若者からお年寄りまで幅広い世代がYouTubeを視聴しているようです。
(2) 動画サービス使用者の74%がYouTubeの利用が増加
動画サービス利用者の74%が、新型コロナウイルス感染症の流行以降「YouTubeの利用が増えた」と回答しました。また、動画アップロード総時間は80%増加し、動画を配信するユーザーが増えたことや、動画内容の充実度が上がった傾向が伺えます。
(3) 1500万人以上がテレビ画面を通じてYouTubeを視聴
2020年は、YouTubeの視聴方法にも変化がありました。1500万人以上がテレビ画面で視聴をすると答え、前年から2倍の増加となりました。「生活にはYouTubeが欠かせない」と多くのユーザーが答える中、主に5つの視聴動機が挙げられました。
1. 好きがある
2. 身近な娯楽
3. 暇を豊かに
4. 知りたいを探る
5. プチ挑戦
時代や場所の制約を超えて「好き」に浸ることができることや、ちょっとした新しい挑戦をすることができるなど、YouTubeにしかない体験が視聴の動機となっているようです。
その他、最新の企業YouTube広告事例やYouTubeからの新たな広告賞発表など、「Brandcast 2020」の他コンテンツも公開されています。
YouTubeの最新ユーザーデータ
https://youtu.be/wKkCA3hwyWM
最新の企業YouTube広告事例
https://youtu.be/NuVXUtrpInQ
YouTubeで高い効果を獲得した動画広告を表彰する新たな広告賞開催
https://www.youtube.com/playlist?list=PL9Xlh2Jq9l7XEPAqXfbA7j3prybA-1bNH[リンク]