日毎に朝晩の冷え込みを感じる季節になり、冬物の寝具に切り替えた人も多いのではないでしょうか。掛けふとんと毛布の2枚重ねで眠る時にいつも迷ってしまうのが、掛けふとんと毛布、どちらが上でどちらが下? という疑問。
ふわふわであたたかい毛布を肌に密着させたい気もするし、保湿性や通気性の観点から掛けふとん(羽毛ふとんや真綿ふとん)を内側にした方が良いと聞いたこともあるような……。そんなこんなで悩みながら、理想的な寝床環境が整わないとなかなか寝付けなかったり、朝早く目覚めてしまったり……特に季節の変わり目は苦労する人も多はず。
寝具メーカーの西川によると、「素材の肌触りなどの好みもあるため、ご自身が落ち着く方で問題ありません」としつつ、「西川では、毛布を体のいちばん近くに、掛けふとんの下(内側)に使用することをおすすめしています」とのこと。
「最近の毛布は、優れた素材開発によって機能性はもちろんですが、肌触りにも非常にこだわった商品が多くあります。そのため、あたたかさだけでなく、気持ち良い風合いでリラックスしていただくためにも、体に触れる部分での使用をおすすめします」とアドバイスしています。
吸放湿性に優れているため肌の近くで使用してもムレにくいウールなどの天然繊維、保湿力に優れやわらかい風合いが特徴のアクリルなどの化学繊維、それぞれに素材の特徴があるため、好みの肌触りや使用感、寝室環境などに合わせて選ぶのがポイント。
羽毛ふとんと毛布を併用する場合は、“軽くて、あたたかい”という羽毛の特徴を損なわないように、軽くて肌沿いの良い毛布を選ぶと良いそうです。
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』