ネット上で広まった、“事件の内容を知ると消される”という都市伝説「鮫島事件」を、勇敢にも映画化してしまった『真・鮫島事件』(監督:永江二朗)が、11月27日より公開。一足早く本作を観たJホラーの監督陣のコメントが公開された。また、併せて一部の本編映像が解禁となっている。
本作と同じく都市伝説を題材にした『犬鳴村』『樹海村』を手掛ける清水崇監督は、「定番や規制を逆手に取った絶妙なプロット展開と演出」と永江監督の手腕を評価。『残穢-住んではいけない部屋』中村義洋監督は、触れてはいけない事件という題材にちなみ、感想をほぼ伏せ字で埋め尽くすという荒業で、本作への期待を煽る。
また、Jホラー監督に多大なる影響を与えた“Jホラーの父”鶴田法男監督は、「残酷描写に頼らない、映画愛に満ちた恐怖の連打にJホラーの進化を感じさせる」と太鼓判を押す。『心霊写真部』原作の福谷修監督は、「間違いなく傑作だ」「信じられないほど面白いよ、そして怖い」と絶賛。「心霊マスターテープ」寺内康太郎監督は、難しい題材を映画化することについて、「永江監督はそれを見事にやり遂げた」と称賛を贈った。
併せて解禁となった本編映像は、リモートで飲み会を行っているメンバーのひとりが、心霊スポットなどをめぐるYouTubeの人気ホラー番組『ゾゾゾ』を画面越しに見せるシーンが切り取られている。同番組が映像の一部を本作に提供しており、このコラボが実現した。『ゾゾゾ』のメインパーソナリティ 落合陽平さんからのコメントも到着している。
Jホラー監督陣のコメント
映画監督 清水崇(『呪怨』『犬鳴村』『樹海村』)
これこそ、僕らが直面しているホラー映画だ!
マスクだらけの街から帰宅する主人公…現実に即し、徹底したリモート世界!?
見えない恐怖:コロナを目の前に、見えないネットで繋がるしかない僕らの現実…
経済難で低予算化は進み、コンテンツの数ばかり求められ、リモート制作でろくでもない映像が出回り、悪循環ばかりの映画業界…
僕は、文化庁のシンポジウムで本作の話をさせてもらった。
定番/規制…それらを全て逆手にとった永江監督の絶妙なプロット展開と演出、若い俳優陣の熱量が見事な緊張感を生み出し、リアルタイムで進行する恐怖に引き摺りまわされる!?
現実の恐怖に何の根拠もルールも通用しない事を思い知らされた今、本作は、妙にリアルで歪な内的不安をまざまざと浮き上がらせる。
映画監督 中村義洋(『残穢-住んではいけない部屋』『ほんとにあった!呪いのビデオ』)えー、これ、話題にしちゃいけないんでしょ? そんな映画のコメントなんて勘弁してくださいよ……
ただ、●●に畳み掛ける●●必見で、81 分●●●リアル●●●で、僕も今度『ほん●●●●●! 呪●●●●●』でやってみたい。
結局、●●の真相●●七つ●●●で、つまり、決して安心でき●●。それと武田玲●さんがどんどん●●●なるんで●●た。あと、しゅはまさんの●●●が●い。
映画監督 鶴田法男(『リング0』TV「ほんとにあった怖い話」)
『心霊写真部』の端正なJホラー演出に唸らされた永江二朗監督の待望のオリジナル脚本・監督作品。コロナ禍を逆手に取った発想と、残酷描写に頼らない映画愛に満ちた恐怖の連打にJホラーの進化を感じさせる。必見!
映画監督・作家 福谷修(WEBマガジン『cowai』編集長/『心霊写真部』原作)
間違いなく傑作だ。限られた予算とスケジュールを言い訳にせず、血反吐を吐き、死に物狂いで撮り上げたら、奇跡が起こった。
「どうせ、つまんないでしょ」と思ってるあなた。信じられない程面白いよ。そして、怖い。
映画監督 寺内康太郎(『心霊マスターテープ』『口裂け女2』)
“ドーナツの穴だけを取り出し見せてみろ!”
『鮫島事件』を映画化するという事はそれに均しく無理難題である。永江監督はそれを見事にやり遂げた。恐怖に魅了され続ける観客の為、自らが取り憑かれたように…
『ゾゾゾ』が登場する本編映像
『ゾゾゾ』 メインパーソナリティ 落合陽平
じわりじわりと迫り来る恐怖。
観ている自分も、その真相には触れたくない!と思ってしまいました……。
『真・鮫島事件』
11月27日(金)より全国ロードショー
出演:武田玲奈 小西桜子 濱 正悟 林 カラス 鶴見 萌 山形啓将 水島里菜 佐藤 仁 / しゅはまはるみ 佐野 岳
監督・脚本:永江二朗 主題歌:『ツグム。』 清水理子 (虹のコンキスタドール)
製作幹事:イオンエンターテイメント/キャンター
制作プロダクション:キャンター
配給:イオンエンターテイメント
公式サイト:https://samejimajiken-movie.com/[リンク]
(C)2020「真・鮫島事件」製作委員会
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