17歳で交通事故により亡くなってしまった玲くんが、彼女のイタコさんによってクマのぬいぐるみに人寄せされ、「これで一生ずっと一緒だね!」といわれてそばにいることを余儀なくされるというくすのきさん(@ku_sunok1)がTwitterで更新しているマンガ『ヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話』。最新話では、天気のいい日にぬいぐるみが洗われるところからはじまっています。
ヤンデレ彼女は絶対離さない話。 pic.twitter.com/sriF1wDiRq—くすのき (@ku_sunok1) July 31, 2020
ぬいぐるみを物干し竿に干しながら、「レイくん、乾くまで何か別のモノに入る?」と聞くイタコさんに、「う~ん…。俺は別に……」と答えるレイくん。「こういう人形ならいっぱいあるよ」と藁人形を取り出す目がすわったイタコさん。「このままで大丈夫かな」とやんわりと拒否……。
ベッドの隣に座って「ずっとぬいぐるみだっただから、この視線、久しぶりだな」と思うレイくんに、イタコさんが「そんなに見つめられると…恥ずかしい…」と頬を赤くして、その表情にドキッとさせられます。
恥ずかしがるイタコさんに「でも俺はこの姿じゃ、そう言う彼女に触れることすらできないのか-。こんな姿じゃ」と思い……。彼女の顔に手を伸ばします。
するとイタコさんは、レイくんの手の位置に掌を重ねて「触れることができなくても、私は絶対離さないよ」と言い、「レイくんがどんな姿になっても、隣にいてくれたら私は幸せだよ」と続けます。今度はレイくんがたまらなくなり、「ムリ」と藁人形に憑依?逃げて?してしまうのでした。
「大好きな恋人が亡くなるという、どうしようもない最悪な状態であろうとも“どんな手を使ってでも恋人を離さない”という力強いヒロインが描きたかった」というくすのきさん。「ヤンデレ」のどこに魅力を感じるのか尋ねてみると、「ヤンデレと言うと、病んでて怖いというイメージが強いですが、好きな人を好きすぎで病むという、どこまでも一途で素直。一途すぎて不器用になってしまう。そういったところがヤンデレの魅力だと思います」と答えてくれました。
「怖いけれど愛しさが溢れている」「これは耐えられない」といった反応や、「たまたまヤンデレを知ってしまっただけで本来はまだ初々しい関係なのでは?」と想像を膨らませる声が寄せられていた今回の話。くすのきさんはこのシリーズについて「全てのリプライや引用からいろいろな感想を読ませて頂いていますが、楽しんでもらえてありがたいです。読んでくださる皆様、ありがとうございます」と感謝のメッセージを寄せてくれました。
「ヤンデレ彼女の話の他に、隔週金曜日にいろいろな漫画も投稿していますので興味のある方は是非よろしくお願いします」というくすのきさん。カワイイけれどどこかコワイ女の子が好きという人は要チェックです。
※画像はTwitterより
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