Makuakeで5月に応援購入のプロジェクトを公開し、記事執筆時点で目標の4500%を超える1400万円以上の支援を集めているポータブルモニター「Trio」のレビューをお届けします。
Trioは、ノートPCとUSBケーブルで接続して、手軽にマルチモニター環境を導入できるポータブルモニター。12.5インチの「Trio」と14インチの「Trio Max」をラインアップしていますが、今回は12.5インチのTrioをお借りして試用してみました。
4コのマグネットを搭載したスライド式のケースの中に、モニターが収納されている構造。
モニター側面にはUSB Type-Cポート2口を搭載し、一方がUSB-Aに変換可能なUSB-Cケーブルが付属。ノートPCに接続することでモニター本体に電源供給できます。USB-CポートはDP ALT(Display Port Alternate mode)に対応し、スマートフォンやタブレット、Nintendo Switchの画面出力も可能とのこと。
使用前の準備としては、ノートPCの天板4か所に、付属の鉄製プレートを粘着テープで貼り付けます。モニターを固定できるテープの粘着力はなかなか強いので、その後はプレートを貼り付けたままノートPCを使用する前提で考えておいた方がよいと思います。
プレートの位置をモニターカバーの磁石の位置に合わせて、モニターを装着。
モニターとノートPCをUSBケーブルで接続し、モニターを引き出したらデュアルモニター環境の完成です。モニターの解像度は1080pのフルHD。事前に、DisplayLinkのドライバーをインストールしておきましょう。
DisplayLinkダウンロードページ
https://www.displaylink.com/downloads
モニターは、手前に角度をつけたり、ノートPCの天板側に回転させて使用可能。
カバーを使って自立させることもできるので、縦に配置して使うこともできます。
カバーに収納してノートPCを閉じれば、外出先への持ち運びにも抵抗ないサイズ。
モニターを2台そろえれば、付属のアタッチメントでモニターを2台装着して、トリプルモニター環境も実現できます。
左右のモニターを引き出して表示すると、なかなかの迫力。オフィスのパーティションのようなイメージで、作業に集中できそうです。
ニーズがあるかどうかはともかく、3面のディスプレイを3角形に配置して、画面を3人で共有するスタイルにも対応します。
2台のモニターをカバーに収納してノートPCを閉じれば、コンパクトに収納できます。リモートワーク環境で、自宅のダイニングテーブルで仕事していたり、仕事が終わったら都度片付けなければならない場合、大きな液晶モニターを導入するのはなかなか難しいですよね。コンパクトに片づけられるマルチモニター環境というのは、これからの働き方でニーズがありそうに思いました。
Makuakeでは6月29日までプロジェクトを公開。支援者には8月末までに出荷を予定しています。
Makuake|多様な機種と互換可能、トリプルモニターで仕事効率化をUP!「Trio」|マクアケ –クラウドファンディング
https://www.makuake.com/project/trio/
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