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新サービス「プロジェクト管理freee」がスモールビジネスにちょうどいい



4月20日、「会計freee」と「人事労務freee」で、スモールビジネスのバックオフィスの業務効率化を支援してきたfreee株式会社が、新ツール「プロジェクト管理freee」の提供を開始した。このツールが対象とするプロジェクトとは? そして使い勝手や将来への進化は?


スモールビジネスの「プロジェクト型ビジネス」向け


freeeがこれまでに提供してきた「会計freee」と「人事労務freee」。いずれも、「統合型クラウドERP(企業資源計画)」の一部の分野をそれぞれ効率化するツールであり、それぞれスモールビジネスの経理担当、人事担当者のバックオフィスの業務をサポートしてきた。


今回リリースされた「プロジェクト管理freee」は、外部顧客との業務を担う「フロント/ミドル領域」の「プロジェクトマネージメント」をサポートするツールだ。


プロジェクトマネージメントの困りごと


freeeによれば、プロジェクト型ビジネスの3つの課題は、


1.工数入力の負荷

2.煩雑な集計作業

3.遅延する収支管理


の3点。心当たりがある方も多いだろう。


実際にプロジェクトをマネージするためには、今プロジェクトがどこまで進んでいるのかといったデータを収集し、それを仕分けして集計して現状を分析。最終的な収支を見極めながら調整を重ねて、そのミッションをコンプリートしなければならない。



しかしながら、freeeの調べによれば、67.2%の企業がExcelで工数実績を手入力し、プロジェクトごとにExcelで集計。さらに、プロジェクト収支を月次よりも短いサイクルでレビューしている企業は、わずか7.2%だという。


メインの業務を圧迫する管理・被管理業務、集計にかかる時間、1か月にわたる収支が可視化されない状況と、切迫した状況にある企業も多いようだ。


課題をシンプルに解決するツール


「プロジェクト管理freee」はこの3つの課題をシンプルに解決する。


1.【工数入力】「人事労務freee」に登録した勤怠データを反映し、他社カレンダーツールと連携して簡単入力

2.【集計作業】複数のプロジェクトの工数データを自動で集計

3.【収支管理】日・週単位で工数実績を確認できる、プロジェクトごとの収支の可視化


また、従業員ごとに予実確認が可能であり、超過時のアラート機能も搭載しているので、個人レベルでの進捗についてもモニターができる。また、機動性と自由度の高いスモールビジネスであれば、全社全体での採用でなくとも、事業部等の単位での導入についてはハードルが低いという。


更に進化するプロジェクト管理freeeの今後



今回リリースされた「プロジェクト管理freee」は、プロジェクト単位の管理に関わる効率化を提供するものであって、例えば、タスク管理、個別のタスクチケットによるプロジェクト進行の管理などの機能は搭載されていない。


今後は、販売管理、スケジュール管理、チケット管理システム等と連携していくという。他社製のツールとの連携にも積極的で、これにより導入の障壁が下がると考えられる。また、プロジェクトのマイルストーン等の進行管理、人的リソースの有効活用といった領域も将来的には追加。さらに、プロジェクト単位にとどまらず、所属部門や取引先などでまとめた分析をサポートするレポート機能を拡充して、経営判断に資するアウトプットを実行できるようにするという。


freeeのERPスイートのコンポーテントとしてプロジェクト管理を担うツール「プロジェクト管理freee」の料金プランは1ユーザー1500円/月(+税)。他のツールとの連携、他社ツールとの連携も含め、将来的に拡大するエクスペリエンスも魅力的だ。


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