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“キンプリ”の1年間を振り返る『KING OF PRISM』シリーズ 一条シン役:寺島惇太インタビュー



今年で4年目を迎えた『KING OF PRISM』シリーズ。主人公の一条シン、そして如月ルヰの誕生日である2月29日を迎えるのも2度目となりました。今回は、一条シン役の寺島惇太さんに、2019年の『KING OF PRISM』を振り返っていただく形でインタビューを行いました。


――一条シン、如月ルヰの誕生日である2月29日を迎えていかがですか?


寺島:2016年にも1回やってるんですよね。当時は、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の公開から約2ヶ月ぐらいでした。昨年、一昨年は2月28日にお祝いしたのですが、2月29日、閏年。4年も経ったんだなあというのが実感できました。


――キャラクターだけでなく、寺島さんは蒼井翔太さんと同じ誕生日ということですが、蒼井さんとの共通点はありますか?


寺島:まるっきり別人ですね(笑)。蒼井さんはすごくキレイですし、美容とか健康にも気を使っていらっしゃって。僕は自堕落な生活を送ってます(笑)。


――シンとルヰの関係のような、蒼井さんとの関係ってありますか?


寺島:ルヰはシンくんに色々な思いを抱えながらも遠くから見守っていて、シンくんはそれにあまり気づかず、という感じだと思います。蒼井さんはインタビューなどでもチラッと僕の名前を出してくださっているみたいで。僕も名前を出させていただきますし、表立ってイチャイチャするわけではないですが、お互いなんとなく意識しているようなところはありますね。


――『Shiny Seven Stars!』1話時点で言いたくても言えなかったお話はありますか?


寺島:シャインの話やシンくんのキャラクターソングについて聞かれても「今までのシンくんとは違った形で……」ぐらいしか答えられなかったりしました。


――「プラトニックソード」についての周りからの反響はいかがでしたか?


寺島:周りからは「ショックだった」というような反響を頂きました。キラキラしたショーが見られると思ったら真逆のショーだったので。逆にセクシーというか大人なシンくんは見たことがなかったので、最初は「こんなのシンくんじゃない!」と思いながら「何回も見ちゃう」「癖になる」みたいな意見も頂きました。そこはシャインすごいなあと思いますね。


――「プラトニックソード」のプリズムショーを見ていかがでしたか?


寺島:すごくキレイで完成度が高かったなと思います。シャインのおぞましさや純粋な悪意、本人には悪気はないんだけど、シンくんたちにしてみたら悪というか、迷惑な話というのが表現されていて素晴らしかったと思います。


――『Shiny Seven Stars!』通してお気に入りのショーはありますか?


寺島:見ていて勇気をもらったのはレオくんの「Twinkle☆Twinkle」。可愛かったし、メッセージ性もすごく強かったし、お話のテーマが重めだったのを前向きに変えていけて、レオくんは強い子だなと思います。



――オーケストラコンサートの斎賀みつきさんとのデュエットはいかがでしたか?


寺島:とても緊張しました。でも、耳から聞こえてくる斎賀さんの歌声が力強くて、引っ張ってもらいました。デュエットは緊張しますけど、とてもいい経験になりました。


――他にオーケストラコンサートの思い出はありますか?


寺島:本当はオーケストラの音を生で聞きながら歌いたかったのですが、あの音圧をあの近さでイヤモニ無しで歌おうとすると自分の声が聞こえなくなってしまいます。なので、パッケージで観よう、ちゃんと音を聴こうと思っています。


――ここは是非見返したい、というシーンはありますか?


寺島:蒼井さんと「Silent Promise」という曲をデュエットさせていただいたんですけど、蒼井さんにルヰが憑依して感極まって涙ぐむみたいなシーンがあって。僕は緊張するとうまく感情を表現できなくなるときがあって、色々反省しました(笑)。そこを見返したいですね。


――プリズムショーベストテンも公開されました。寺島さん的にトップ3を決めるとしたら?


寺島:香賀美タイガと大和アレクサンダーの「EZ DO DANCE」と、西園寺レオの「Twinkle☆Twinkle」、あとは一条シンの「Over the Sunshine」が忘れられないショーですね。


――それぞれ理由をお聞かせください。タイガとアレクの「EZ DO DANCE」は何故?


寺島:これは『PRIDE the HERO』のときのプリズムショーですね。単純に見てて面白かったっていう(笑)。アフレコの時から畠中くんがずっと叫びまくってましたし、映像も違うアニメみたいな感じで劇画チックな感じで。男としては燃えるモノがあるので好きですね。


――「Twinkle☆Twinkle」については。


寺島:レオくんのはさっき言った通り感動しましたし、もともと推しキャラだったのもあります(笑)。


――「Over the Sunshine」はどうしてですか?


寺島:僕が一番最初に演じたプリズムショーで、一番苦労したプリズムショーなんですよね。あそこでプリズムショーのなんたるかを教えてもらったところがあります。何回も何回も録り直して、喉も壊れる寸前ぐらいまでいきました。ジャンプのところも、屋上からの「言いたいことがありまーす!」のところも、ずっと叫んでるんですよね。「ヒロさーん、コウジさーん、カヅキさーん」のところは本当にギリギリですからね(笑)。是非聞き返してみてください。


――「ダイスキリフレイン」が劇場で初公開されましたが、いかがでしたか?


寺島:僕自身も嬉しかったんですけど、僕以上にシンくんを応援してくれていた人たちが喜んでくれてて、ほっとしました。ようやくつっかえが取れたというか。「プラトニックソード」で悲しい思いをさせてしまったのが解消できたかな。


――振り付けがいいですよね。

寺島:かわいいですよね。でも意外と難しくて苦労しました(笑)。



――『KING OF PRISM SUPER LIVE Shiny Seven Stars!』の感想をお聞かせください。


寺島:始まったら最後までノンストップだったので、あっという間という印象でした。集中力がみんなすごくて、始まる前も楽屋で練習して気合い入れていく、みたいな。で、気づいたらエンディング。お客さんが「もう終わり?」というのも納得できるんですよね。


――ライブで披露した「ダイスキリフレイン」についていかがでしたか?


寺島:最後にみんなが出てきて一緒に踊ってくださったので心強かったですね。中央に集まってみんなで「ダイスキ!」っていうのも良かったですし。楽しい曲で難しくなく、振り付けも息切れするような感じでもなく楽しめました。


――ライブの最後で「22世紀まで待ってられるか!」とおっしゃられていましたよね。菱田監督にお伝えしたいことはありますか?


寺島:「22世紀〜」はすごくいい言葉だと思うんですけど、最近は「22世紀でお会いしましょう」って言ってもお客さんは納得してくれなくなってきているので。監督、別の方法で満足させてあげてください、もう誤魔化せませんよ!(笑)


応援上映でも、ラストでシンが「22世紀でハグしよう!」と言うんですが、以前は「うん!」とか「約束!」という感じだったのが、最近では「待ってられるかー!」みたいな(笑)。ちょっと申し訳ないことをしてしまったなと思ってます。


――もし、続きがあるとしたらどういうことをやってみたいですか?


寺島:舞台版でアニメにないオリジナルストーリーが展開されたということで、それを改めてアニメーションに逆輸入は面白いのかなと思います。アプリゲームの方でもストーリーが進んでいて、そういうのを映像化するのも面白いのかな。ニッカネンや右京左京というキャラクターも出てきてますし、なんとか絡みたいなという気持ちがありますね。


――「LOVEグラフィティ」の推し所について聞かせてください。


寺島:『ドラマチックLOVE』、『366LOVEダイアリー』の系譜ですごく好きです。爽やかで歌詞もすごくいいですよね。今までの作品を振り返っていく、新のエンディングテーマみたいなイメージもあります。聴きながら好きだったシーンとか、名場面を振り返って頂くと染みる曲なんじゃないかなと思います。


――最後に読者にメッセージをお願いします。


寺島:シリーズとしては4年目を迎えまして、4年ぶりに2月29日にお祝いできました。積み重ねてきた歴史もあるので、4年前から応援してくださっている方も、TVシリーズなど、最近応援しはじめてくださった方も、『キンプリ』ってキャラクターや作品をみんな“ダイスキ”になってくれて、その応援の声は全部キャストにも伝わってきています。『キンプリ』はお返しの歴史というか。もらったらとにかく返す、で続いている作品だと思うので、変わらず愛を届けていただければ“もらいっぱなしじゃいられない”ということで、何かしらの形でお返しするのが礼儀というか(笑)キャラクターたちは普通に生きているので、グッズや曲などでずっと応援してくだされば嬉しいなと思います。


22世紀……はちょっと長過ぎるかもしれませんが、またお返しができる状況が整ったら全力でお返しします。


――ありがとうございました!


2019年1月10日より公開の「KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン- 」主題歌シングルが3月25日に発売! 「ドラマチックLOVE」「366LOVEダイアリー」と続いた『LOVEシリーズ』の最終章となる「LOVEグラフィティ」。結成されたSePTENTRIONの新しい煌めきと、プリズムスタァからの感謝の気持ちをいっぱい受け取ってください!


CDシングル

KING OF PRISM ALL STARS プリズムショー☆ベストテン「LOVEグラフィティ」

発売日:2020-03-25

品番:EYCA-12855

価格:1,650円(税込)

初回封入特典:誓いの映画チケット

01 LOVEグラフィティ

02 ドラマチックLOVE -ALLSTARS THANKS ver.-

03 LOVEグラフィティ inst.

04 ドラマチックLOVE -ALLSTARS THANKS ver.- inst.


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