「ミラノ風ドリア」(299円)、「ペペロンチーノ」(299円)などの定番イタリアンを低価格で提供し人気のファミリーレストラン「サイゼリヤ」。
今TwitterなどSNS上ではそのサイゼリヤが低価格であのクオリティを保つためどのような企業努力をしているか、という話題が盛り上がっている。
「最近のサイゼリヤ安いTL、だいぶ前だけど前職で農家さん相手してた時サイゼリヤ用のレタス栽培農家さんがいて、専用の苗に専用の肥料を用意してあって農協に卸すより高値で買ってくれるって笑顔で言ってたのを思い出した。他は分からないけどサイゼリヤは企業努力のソレが安さの大きな要因なのではと。」
「福島県白河市はサイゼリヤの野菜関係の一大生産地です。
ドリアに使われるお米はほぼ白河市の東地区のお米です。」「かなり前にもサイゼリヤの企業の番組をやっていたが契約農家を作りそこのキャベツを使う事でコスパをよくする上に無駄なく食材を使うので安く提供できる上に野菜の価格が下落してもサイゼリヤはなるべく契約農家の値段は下げずに買い取りをする、なので農協なんかよりもいい。」
「サイゼリヤ、20年くらい前に専属農家や輸入ルートを持ってるから安く出来るって店内に置いてあったチラシか、メニューの後ろに書いてありました。
今も書いてるんですかね?」「うちは市場に出荷してたけど、素人考えでも市場から卸売経由で小売店だから、農家の取り分は少なくなる。今の時代だと直接買い付けてくれる方が農家は嬉しいよね。ただ農協存在は否定すべきものでもないけども。」
「サイゼリヤは創業者が『商売人』でも無いし『料理人』でもなく人情家なんだよね。
だから1年通して冷蔵庫の温度一定だし(普通季節や湿度によって変える)、日本が不作だったようにオーストラリアに工場持ってて常に供給できるようにしている」
ワインやパスタ、チーズ、オリーブオイルのようなイタリアンとしての基礎的な食材は本場イタリアから輸入しているものの、野菜類は自社農場と契約農家で生産、加工肉やホワイトソースはオーストラリアの自社工場で生産するなど、なるべく余計なコストをはぶいた製造直販型のレストランを目指しているというサイゼリヤ。
また、コストをはぶくと言っても契約農家からは農協に卸す相場よりも高値で野菜を買い取っているという例も報告されており、大企業が陥りやすい下請けに身を切らせるような体制とは異なる人情味のある経営方針も評価に繋がっているようだ。
※画像はサイゼリヤ公式サイト(リンク)から引用しました
(執筆者: 中将タカノリ)
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