料理の温度ってとても重要です。
肉料理であれば脂の溶けた温度、ビールなんかであれば味わいの分かる程度にほどよく冷えた5度前後なんて言われます。
おつまみの一番おいしい時に、お酒を飲みたい―そんなあなたにぴったりの最高グッズが、サンコーから登場しました。
今回レビューしたのは「フードウォーマープレートミニ」。
一見、IH調理器のように見えますが違います。IHは電磁誘導で金属製の鍋そのものをあたためますが、このフードウォーマープレートミニは、シンプルに本体が温かくなります。
天板温度は60度から110度まで調節可能。この上に“冷ましたくない食べ物”を置いておけば、適温を保ってくれるのです。原理こそ単純ですが、単純な事こそが実は重要。
使ってみてわかる恩恵 ―「つまみが冷めない」ということ
これ、使ってみると理屈以上に「食べ物は温度が大事」だということがよくわかります。
まずはファストフードの代表格とも言えるハンバーガー、そしてフライドポテト、コンビニのホットスナックで試してみます。
ハンバーガーとかポテトって持ち帰るとだいたい中途半端なあたたかさ。ちょっと放置しようものならおなじみの冷え冷えしたあの感じになるので、イートインと持ち帰りでは味に結構な差が出ますよね。
フードウォーマープレートの上に置いておくと、買いたてさながらの温度をキープしてくれる嬉しさが実感できます。いつもの感じで口に運ぶと、その温かさにおどろき!
レンジとは違い湿気がこもらないので、提供時の食感に近いまま温度も保たれるのも特徴。しみじみ「温度も味」であることを痛感します。
缶詰にもうってつけ。冷えると煮汁が固まりがちな缶詰も、このプレートの上に乗せておけば、まるで出来立ての煮込み料理。宅飲みでありがちな「後半の冷えたおつまみ」に慣れた身としては、この温かさが実にありがたい。
ましてや“温度寿命”が短めなピザやステーキであれば、このプレートはもはや必須! 提供したての美味しさを延命しまくってくれます。ずっとチーズが伸びるんです。
ただし、保温し続けてくれるからこそ、やや乾燥しやすくなるのはご愛敬。それでも、いつまでもあたたかなチーズや肉を冷えたビールやコーラで流し込めるのはマジ最高です。
プラスチック容器、IH非対応の鍋もOK! 活用法は幅広い
コンビニおでんやカップ焼きそばを直接置いても良し、出来立ての料理を鍋やフライパンごと置いておくことも可能です。
カセットコンロを使うほどじゃないけど、出来立て料理を保温したいパーティーなんかでも活躍しそうです。
宅飲みの問題点を解消したマストアイテム
シンプルだけれど威力最高なフードウォーマープレートミニ。検証に使いながらいつもより酔っ払った記者二人は「これは最高のアイテム」「全国の居酒屋に導入すべき」と、しびれた脳で主張をし続けておりました。
「フードウォーマープレートミニ」、こちらは税込み価格6,980円で販売中となっています。ちなみにLサイズピザにも対応した「フードウォーマープレート」は7,109円です。
サンコー直営オンラインショップ
「フードウォーマープレートミニ」
https://www.thanko.jp/shopdetail/000000003406/
「フードウォーマープレート」
https://www.thanko.jp/shopdetail/000000003249 [リンク]
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