10月21日、TBSは人気テレビ番組「クレイジージャーニー」の打ち切りを発表した。
同番組は松本人志さん、設楽統さん、小池栄子さんがMCを務め、さまざまな職業・肩書の人物のユニークな旅に同行するドキュメンタリー風“紀行バラエティ番組”。
DVDの売上がシリーズ累計20万枚を超えるなど深夜番組としては非常に高い人気を誇ったが、今年8月14日の放送回で爬虫類学者の加藤英明さんがメキシコを訪れて捕獲したとされた生物が、実は事前に番組スタッフが準備していたものだったという、いわゆる“やらせ行為”が発覚。
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内部調査が進むうちに、過去の放送回でも同様の行為があったことが判明し、打ち切りもやむ無しという判断が下されたようだ。
今回の発表に対し、TwitterなどSNS上では大きな反響が起こっている。
「えー…クレイジージャーニー打ち切りなのか…また数少ない面白い番組が消えた…」「あらあら、クレイジージャーニーはDVDもかなり売れてる目玉コンテンツだったのにねぇ…
こう言っちゃなんだが、キャスト継続で後継番組を期待するよ…」「クレイジージャーニー大好きですお願いしますもっと生きているうちに見れない景色見せてください」
「あぁ~残念。クレイジージャーニー好きだったのに。色々知らない世界の事知れて新鮮だったし、世界が広がったのに」
「打ち切りにまでする必要ある?
日曜夜の番組はやらせの祭りとかやってたのに休止もなかったよね?
別の番組名とかでもいいから復活してほしいわ。」「現場Dの采配だったのかPからの指示だったのか全ては霧の中だけど…こんなカタチで手放すなんてもったいない」
「まぁ しゃーないですよね
あのような番組でエンタメ感を求めるのはあのような事態になりますよね
テレビ局や出演者、視聴者、ひいてはスポンサー、広告代理店全員の問題かもしれませんね」「毎週欠かさず見てる好きな番組がこんな形で終了されたらショックだ。ほんと頼むわ。」
番組終了を惜しむ声に加え、やらせ行為はテレビ局をとりまく環境が原因であるという声、同様の行為があった他番組との比較検討が必要であるという声も多く見られた。
なおTBSは同日にスポーツバラエティ番組「消えた天才」についても、映像の不適切な加工があったことを認め打ち切りを発表している。
表面的な娯楽性を追求するべきか、公明正大さを追求するべきか、テレビ番組制作の現場は大きな分岐点に立たされているようだ。
※画像は「クレイジージャーニー」公式サイトから引用しました。
http://www.tbs.co.jp/crazyjourney/
(執筆者: 中将タカノリ)
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