東京オリンピック開催に向けてお台場海浜公園の水質が問題視されている昨今、筆者はお台場海浜公園を訪れてみました。
問題となっているお台場海浜公園へ
茶色い泡が浮かんでいるなど、水質が問題視されるお台場海浜公園ですが、港区は先日、水質改善をアピールするイベントを開催していました。
イベント会場となった所に筆者が訪れた時には、汚れてはいたものの茶色の泡は確認できませんでした。
あてもなくイベント会場となった場所を散策していた筆者は光り輝くものを見つけます。
なんと、ハマグリです。
それも他を探しても一個だけ。
これを運命以外のなんと表現できましょう? 食べる他ないですね。
お台場海浜公園を管轄する東京港埠頭さんに電話でお問い合わせしたところ
「ハマグリやアサリは持ち帰りしても良い。牡蠣は食に適さないと思われますし、許可なく公園内の動植物は持ち帰りできない」
とのことだったので、食用に持ち帰ることにしました。
“お台場海浜公園で採れたハマグリ”実食レビュー
さて何も考えずハマグリを持ち帰った筆者ですが、果たしてこれを食べて大丈夫なのか、僕は会社に入って一体何をしているのか、一抹の不安を感じながらも食べていくことにします。
まずは鍋にすりおろしニンニクを入れてハマグリを入れます。
会社にあった白ワインを入れます。もう既に美味しそうな雰囲気を醸し出していて期待できますね!
鍋蓋がなかったので、その辺にあったお皿で代用して蒸していきます。
なんだこれ! めちゃくちゃ美味しそう! 皿をとった瞬間からニンニクの香りが食欲をダイレクトに刺激してきます。
完成しました。大きなお皿に輝く一つの小さなハマグリ。まるで、高級フレンチを彷彿とさせる出来栄えになりました!
とんでもなく良い磯の香りとニンニクの香りが、これまでの道のりは間違っていなかったんだということを教えてくれます。
それでは満を持して、いただきます。
……?
まず僕を待ち受けていたのは、砂でした。
どうやら砂抜きを忘れてしまったようです。ジャリジャリと、確かな噛みごたえを感じることができました。
ただ、食欲をそそられるニンニクのにおい、ワインによってくさみが取れた風味のあるプリプリのハマグリは間違いなく美味しかったです。
実食を終えて
せっかく美味しくいただけたので、お礼の電話をさせていただきました!
――先日ハマグリを持って帰らせていただいたものですけど、お礼をお伝えしたくてお電話させていただきました。
「あの……どういった……?」
――とても美味しくいただけたので、お電話だけでもさせていただければと思いまして。ありがとうございました!
「……いえ、お礼だなんてとんでもない。」
ちょっと困っておられましたが、お礼をお伝えできて感無量です。
お台場海浜公園で採れたハマグリはただただ美味しく、安心して食べることができました。
これからも安心して食べられるものを探し、実食レビューをお届けしたいと思います。
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