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効率的な予約システムや航空会社同士の融通が発達した現代の航空便でこんなことが起こってしまうとは……!
先週、コロラド州アスペンからユタ州ソルト・レーク・シティへ向かうデルタ航空3652便で、搭乗客が1人しかいない便が発生。飛行機はそのままたった1人の乗客を乗せて飛び立ちました。
この超貴重な“プライベートジェット”体験をしたのは、作家のヴィンセント・ピオーネさん。旅行の日程が遅れたために、当初の予定とは異なるDL3652便を経由してニューヨークの自宅へ帰ろうとしていたピオーネさんは、思いがけず唯一の乗客となったことをTwitterで報告しています。
Last week @Delta gave me my own private jet…kind of. pic.twitter.com/p14OGLw1jv—vincent peone (@vincentpeone) August 12, 2019
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空港に着いた時点では乗客が自分1人しかいないとは思っていなかったピオーネさん。しかし、搭乗ゲートのアナウンスで確信してしまいます。
「この便のお客様はお一人様だけになります。搭乗ゲートへお進みください」
「おっ、俺だ!」
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地上スタッフが飛行機まで付き添ってくれる特別待遇。彼女によると、以前にも乗客が1人だけの便はあったそうです。
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機材は70席クラスのボンバルディア CRJ700。機体のバランスを取るために重りを積み込んでいます。飛行機がうまく飛ぶには軽すぎてもいけないんですね。
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普段通りの客室乗務員の説明の後で、なんとコックピットに入ってパイロットへ挨拶することができました。
「僕のために飛んでくれてありがとう」
「あなたのプライベートジェットだね」
画像とソース引用:ワシントン・ポスト及びTwitterより
https://www.washingtonpost.com/travel/2019/08/12/how-rescheduled-flight-turned-into-private-jet-experience-one-lucky-traveler/?noredirect=on[リンク]
(執筆者: ろくす)
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