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『全裸監督』山田孝之「入国拒否されるかも」 全身筋肉痛で挑んだ意欲作の裏側を明かす



Netflixは6月25日、2019年夏以降に配信する最新ドラマ、映画、ドキュメンタリーを一挙に紹介する「Netflixオリジナル作品祭」を開催。


8月8日に配信開始の『全裸監督』からは、山田孝之、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、武正晴総監督が登壇し、トークセッションが行われた。


今作は80年代を熱く駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”村西とおる(山田孝之)を主人公に、アダルト業界で真剣に自身の道を切り開いた若者たちの青春を描くNetflixオリジナルシリーズ。



最初に脚本を読んだ感想を聞かれた山田は、「村西さんの人生を全8話で描いているので、かなりのスピード感がありました。もう破天荒でむちゃくちゃで、ワクワクしました」と語り、「撮影前に村西とおるさんご本人にお会いしまして、とにかく喋る方だし、相手によって喋り方を変える方だなと。そのスイッチの入り方や動きや、独特の話し方を観察しました。ただ、モノマネではないので、僕オリジナルの“村西とおる”を生み出しました」と、前科7犯、借金50億円、米国司法当局から懲役370年を求刑された伝説のオトコの役作りについて明かした。



「山田孝之主演で、全裸監督。参加しないわけがないです。僕はこのチームで日本の未来を作っていきたいと思いました」(満島)、「日本のエンターテインメントにメスを入れる作品です。Netflixは黒船だと言われただけある」(玉山)、「仕事なくなっちゃうかもしれませんね、全員。(作品が配信される)190か国の何か国かからは入国拒否をされるかもしれませんが、まあ、それはそれですね(笑)」と、話の節々に衝撃的な作品であることを匂わせる登壇者たち。



後に黒木香として一世を風靡する恵美を、まさに体当たりで演じた森田は、「脚本を読んだ時は、攻めた内容なので一部の人しか見てくれない気がしていたんですが、実際はポップでエンタメしていて、明るい作品だったんです。黒木香さんについても、調べれば調べるほど、私が映画のことが大好きなように、ただAVという場所を見つけただけで、自分と近いところがあるなと思いました。AV撮影のシーンは本当に嫌で、みんなインフルエンザにかかって撮影延期しないかなと思ったりしたんですけど……、武監督もリハーサルでお手本を見せてくれて、その姿を見て恥ずかしがってる自分がアホらしく感じて、なんとか乗り切ることができました」と、難しい役に挑んだ正直な思いを吐露した。



武総監督は、恵美を演じた森田の起用理由について、「村西が恵美に出逢ったように、僕らもスターを発掘したかった。そのオーディションを彼女が勝ち取ったんです。とにかく映像を見たらビックリしますよ」と語り、約10時間に及ぶAV撮影のシーンを乗り越えて「あの日から(森田が)急に変わった。みんなで『黒木になったよね』と話してました」と撮影時を振り返ると、山田も「10時間ぶっ続けでやったことがないので……ほぼ全身が筋肉痛になったり、アクションシーンを撮影するくらいハードだった」と撮影の苦労を明かした。


イベント内で解禁となった最新の予告編は下記より。


『全裸監督』予告編(YouTube)

https://youtu.be/VpqkS5kXogY


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