ディスカバリーチャンネルの人気番組『怪しい伝説(MythBusters)』の司会者アダム・サヴェッジ氏が、新番組『Savage Builds』の企画で実際に飛行可能なチタン製アイアンマンスーツを製作。米CNETがその過程を同社のYouTubeチャンネルにて伝えています。
コロラド鉱山大学の専門チーム協力のもと3Dプリントで作られたのは、映画『アイアンマン』に登場するシルバーカラーのマーク2を想起させるチタン製アイアンマンスーツ。
イギリス人発明家リチャード・ブラウニング氏が運営するGravity Industries提供のジェットパックを搭載し、5基の1000馬力ミニジェットエンジンにより地面から約15フィート(4.5 m)上の空中移動に成功しました。
Reports of an unidentified flying man at #SelfridgesLondon have been confirmed. Introducing Gravity Industries, the world's first jet suit, exclusively available at #Selfridges#takeongravity Gravity Industries Jet Suit pic.twitter.com/Jo9ilPkRWo
—Selfridges (@Selfridges) July 18, 2018
ちなみに、ブラウニング氏は以前に自作ジェットスーツのデモ飛行を披露し「リアルアイアンマン」と話題を呼んでいましたが、今回はデザインもガチでアイアンマンに寄せてきたワケですね。
「誇張のように聞こえるかもしれないが、現実にトニー・スタークがアイアンマンのスーツを開発するなら、正にこの方法と技術を採用するだろう」と話すサヴェッジ氏は、「人生で最高に楽しかった。衝撃的だった」と、1000馬力の経験を振り返りました。
最新テクノロジーを詰め込んでパワードスーツ化すれば、災害救助などで活躍するリアルヒーローが誕生する日も遠くないかもしれませんね。
How Adam Savage built a real Iron Man suit that flies(YouTube)
https://youtu.be/U1wEO-pHizQ
―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』