ディズニー・アニメーションの国や世代を超えて愛され続ける名作「ダンボ」をベースに、『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』などで強い個性を持つキャラクター達の成長を描いてきた鬼才ティム・バートンが監督と脚本を務める『ダンボ』が3月29日より公開となります。
ティム・バートンが監督を務めた『バットマン リターンズ』(1992)で敵対関係にあった役を演じたダニー・デヴィートとマイケル・キートンが、本作『ダンボ』で善悪を交代して、因縁の対決が再び繰り広げられることが明らかになりました。
ダンボやホルト(コリン・ファレル)が所属する経営悪化に苦しむサーカス団の団長:メディチを演じるダニーは「実はマイケルとは『暗黒街の人気モノ/マシンガン・ジョニー』(1984)で初共演をしたんだ。その次に共演したのが『バットマン・リターンズ』だった」と語り、“空飛ぶ象”で金儲けを目論む大興行師ヴァンデヴァーを演じたマイケルとの共演を振り返っています。
2人の因縁の対決は27年前まで遡り、ティム・バートンが監督を務めた『バットマン・ リターンズ』でマイケルがバットマン役を演じ、彼の前に脅威として現れるサーカスギャング団の首魁ペンギン役をダニーが怪演。2人の因縁の対決はくしくもまたティム・バートンが監督を務める『ダンボ』で実現されることとなったのです!
「その時は彼が善人で、マントを着たヒーローを演じていた。今回はマイケルが悪者、僕が善人を演じている。”ざまあみろ”って感じ(笑)」と因縁の対決の再来にあたって、みんなの幸せを大事にする善良なメディチをダニーが、ダンボで金儲けを企む邪悪なヴェンデヴァーをマイケルが演じ、立場が逆転したことに対し爽快な気分であったことを笑いのネタにしています。
ダニー・デヴィートは本作でバートン監督とは4回目、マイケルも3回目の共演となるが、ダンボの運命を握るキーマン:ホルトを演じたコリン・ファレルは「マイケルとダニーがすでにティムと仕事をしていて、2人が共演の経験があったのは素晴らしかった。周囲にいい影響を与えていて、現場は心地いい雰囲気に包まれていたよ」と作中では敵対関係にある 2人だが舞台裏では 1つの制作チームとして共闘し、現場を盛り上げていたことを回顧しています。
今作で27年ぶりの因縁の対決が実現した2人ですが、ダニーは「マイケルとは久々の共演になるけど、楽しかったし、とてもクールな体験だった。今作に関しては衣装の面で僕が勝っているよ(笑)」と今回の対決はダニー・デヴィートに軍配が上がったことを自負し、今後も繰り広げられるであろう二人の対決からますます目が離せません。
ダンボが引き離された母を助けるため、サーカス団の家族の力を借りて新たな一歩を踏み出すファンタジー・アドベンチャー『ダン ボ』。ディズニーとティム・バートンが奇跡の映像美で実写化する”新たな「ダンボ」の物語”はどんな感動を届けてくれるのかー? 全世界から熱い期待が高まっています。
映画『ダンボ』
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