ミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者がコカイン使用の疑いで逮捕されたことにともない、同容疑者が関わった音楽作品について出荷停止や回収などの措置がとられている。
3月15日には、ミュージシャンの坂本龍一さんが『Twitter』にて
「電気グルーヴのCDおよび映像商品の出荷停止、在庫回収、配信停止」
なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない。—skmtcommmons (@skmt09) 2019年3月14日
「電気グルーヴのCDおよび映像商品の出荷停止、在庫回収、配信停止」
なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない。
とツイート、大きな反響を呼ぶこととなった。
関連記事:坂本龍一さん「なんのための自粛ですか?」「音楽に罪はない」ピエール瀧容疑者逮捕での作品の出荷停止・回収等について言及
https://getnews.jp/archives/2133575[リンク]
また、16日には同じくミュージシャンの田島貴男さんが
電グルの音楽は自分の音楽とは水と油だと思うが一目置いてアルバムも聴いている。瀧君には昔、岡本太郎のグラスを戴いた恩がある。瀧君にはまた戻ってきてヤバい音楽を卓球君と一緒に作ってもらわないと。その方が千倍音楽が面白い。CD在庫回収はもちろん馬鹿げているしライブも卓球君だけでやるべき。
—田島貴男 Original Love (@tajima_takao) 2019年3月16日
電グルの音楽は自分の音楽とは水と油だと思うが一目置いてアルバムも聴いている。瀧君には昔、岡本太郎のグラスを戴いた恩がある。瀧君にはまた戻ってきてヤバい音楽を卓球君と一緒に作ってもらわないと。その方が千倍音楽が面白い。CD在庫回収はもちろん馬鹿げているしライブも卓球君だけでやるべき。
とツイートを行う。こちらも反響を呼び、
「こういう時に自分のコメント出すのって非常に勇気がいると思うのですが、自分の考えをきちんと述べ伝える田島さん、さすがです」
「涙が出そうでした。この数日で、愛していた作品を急に奪われた気持ちで辛かったです。 良い作品に何も罪はありませんし、また瀧さんが音楽業界に戻ってきて、素晴らしいパフォーマンスをして下さることを期待している一人です。 この様なコメントを出してくださり、勝手ながら感謝しております」
「音楽はジャンルは違ってもいいものに変わりはありませんよね。 卓球さんのライブの中止、そしてCD回収も悲しいです… いつの日か戻ってきて、ヤバくてブッ飛んでる音楽。 またライブで体感できる日を待ってます」
「田島さんのツイート嬉しいです。私はオリジナルラブも電気も大好きです。手数をかけて生みだした音楽に罪はありません。瀧さんも頑張って更生して欲しいです。ご活躍されているアーティストさんからの励ましや意見は、大きな糧になると思います」
といった返信が寄せられていた。
その一方で、
「自分も音楽を愛するものとしての立場だけでいえば同感ですが、20代の頃から継続的に反社会勢力に資金提供していたという事実、アイコンであるミュージシャンが使用することで現実に影響されてしまう若者が存在するという事実は無視できないと思います」
「『薬物に手を出すとこれだけ大変な目に遭うんだよ。自分以外の周りの人も巻き込んで迷惑をかけるんだよ』ということを示す意味でも然るべき対応だと思います」
といった意見も寄せられるなどして、賛否はわかれていたようだ。
俳優として、数多くの映像作品にも出演していた瀧容疑者。現在、テレビ放送中止やネットでは配信停止などの措置がとられるなど波紋は広がる一方。今後も注目だ。
※画像は『Twitter』より
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