10月27日に第31回東京国際映画祭 特別招待作品『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 & Case.2 First Guardian』ワールドプレミア上映イベントを実施。舞台挨拶に狡噛慎也役の関智一さん、宜野座伸元役の野島健児さん、塩谷直義監督が登壇しました。
Case.1~Case.3までの劇場版アニメ新作3作品が来年2019年1月より連続公開される『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』(PSYCHO-PASS SS)シリーズ。
キャスト&塩谷監督から見どころが語られ、さらにキービジュアルやそれぞれのストーリーが解禁となりました!
ストーリーのメインキャラがわかるキービジュアル
――「Sinners of the System」の意図は?
監督:いままでつくったシリーズ(TVシリーズ、劇場版)がすごいスケールの大きいストーリー構成だったので、また別作品としてつくりたかった。サイドストーリーとして、もっと焦点を絞ってたかったので、「Sinners of the System」というサブタイトルをつけました。
――3作品のビジュアルイメージについて。
監督:今回はキービジュアルに3作品それぞれのストーリーの内容を詰め込んでみました。サブタイトルも、僕がつけさせていただいて、作品をご覧いただければ、なるほどと、おわかりいただけるサブタイトルになっています。また、キービジュアルはすべてキャラクターデザインの恩田尚之に渋くかっこよく描いていただきました。
――Case.1、Case.2の注目ポイント。
関:誰がメインで登場するかというのはキービジュアルで推測できます。Case.1は宜野座と霜月がフィーチャーされていて、Case.2は須郷と征陸が、(お客様の反応を見ながら)あれ?知りたくなかったですか?(会場爆笑)
ここまで言っちゃいましたが、何も知らないでご覧いただくほうがより楽しめる作品に仕上がっていると思います。
野島:今回メインで登場している彼等の成長を楽しんでいただけたらと思います。未来のお話もあるので、本作の未来と現代のお話がつまっているので、ぜひ楽しんでいただけますとうれしいです。
監督:何もお伝えしないほうが楽しいと思うんですが、大きい感じでつくりました。いろんなものを入れ込んでつくっています。知っておいたほうがいいキーワードがたくさん散りばめらています。
――本作のお話をいただいたとき、アフレコ時のエピソード。
関:最初台本をいただいたとき、一度うちに持って帰り、部屋に飾り、少し眺めてから1ページずつ台本を読みました。スタッフ、キャストクレジットからじっくりと。それくらい、自分にとっては大切な作品ですので、とにかく何度も読み返しました。
野島:音声収録したのが2017年6月頃で、やっと完成したんだと思い、楽しみにしていました。
これまでの『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズと劇場版に参加したスタッフが再結集。アニメーション制作はProduction I.Gが担当。
3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られます。Case.1の脚本は、『PSYCHO-PASS サイコパス』ノベライズ「PSYCHO-PASS ASYLUM/GENESIS」を執筆した吉上亮氏、Case.2とCase.3の脚本を、TVアニメ第一期、劇場版の脚本を手掛けた深見真氏が担当しています。
【PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰】
2019年1月25日(金)より公開
Case.1罪と罰 STORY
「今回は、私の事件ってことでいいですよね、センパイ」2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設 〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。
【PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.2First Guardian】
2019年2月15日(金)より公開
Case.2 First Guardian STORY
「『フットスタンプ作戦』……
あそこで、本当はいったいなにがあったんですか!」常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。
【PSYCHO-PASSサイコパスSinners of the System Case.3恩讐の彼方に__】
2019年3月8日(金)より公開
Case.3 恩讐の彼方に__STORY
「わたしの、先生になってもらえませんか」2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。
アニメーション制作:Production I.G 配給:東宝映像事業部
公式HP:psycho-pass.com[公式サイト]
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