家庭用ゲーム機は基本的に対応コントローラーじゃないと操作できませんよね。
PS4にSwitchのProコントローラーを挿してもダメですし、SwitchにPS3のコントローラーは使えません。まぁ、当たり前ですよね。
また、PS4やSwitchにPCのキーボードやマウスをつないでも、対応していないゲームでは動作しません(まれに動くものもあるようですが)。
「ゲーム機が変わっても、昔のあのコントローラーが使えたらなあ」
「スプラトゥーンやFORTNITEで、PCのキーボードが使えたらなあ」
「PS3のハンドルコントローラーを、Switchで使いたいなあ」
そんな無茶ともいえる願いをかなえてくれるナイスなゲーミングデバイスがあるんです。そんな夢のデバイス――“コントローラーコンバーター”を今回は紹介していきたいと思います!
『XCM Cross fire4.0』で好きなコントローラーを使う
『XCM Cross fire4.0』は5種類の家庭用ゲーム機に対応し、異なるゲーム機のコントローラーを使用することが出来ます。
NintendoSwitch
PS4
Xbox one
PS3
Xbox 360
このラインナップを見てお気づきかもしれませんが、つまりはUSBインターフェースのコントローラーを、異なるゲーム機で使用できてしまうのです。
対応コントローラーは、次の通り。
NintendoSwitch Proコントローラー
PS4
PS3
Xbox One
Xbox 360
『XCM Cross fire4.0』を使用することにより、使い慣れたコントローラーが使え、また、これまでに購入したコントローラー資産を有効活用できるというメリットがあります。
他にも
・連射機能(ボタンごとに独立した連射機能)
・ボタンのリマップ機能(配置を自由に変更可能)
・ボタンを組み合わせたマクロセッティング機能(例:ジャンプ撃ちや伏せ撃ちをワンボタンに割り当て)
・ファームウェア変更機能(ゲーム機本体のUSB制御が変更になっても対応可能、新機能搭載など)
……などなど、さまざまな機能が、この1台で可能になってしまいます。
実際に使ってみる――『XCM Cross fire4.0』
まずは自宅のSwitchに、PS4のコントローラーを接続してみました。
『XCM Cross fire4.0』の指定のUSBポートにPS4コントローラーを挿してから、Switch本体に接続して電源ON!
(※後述のPS4とは異なり、Switchの場合は純正コントローラーを挿しておく必要はありません)
すると……あれ、認識しない……!?
何度やっても、認識しないのでいよいよ不安に。
すがるような気持ちで正規代理店であるユニスターの公式サイトを見ると『XCM Cross fire4.0』新しいファームウェアが! PCに接続してファームウェアを更新してみると……難なく認識されました。ホッ。
これはSwitch本体のファームウェアが更新されたタイミングで、USB制御が変わってしまっていたのが原因の模様。こうしたトラブルのほとんどのケースはファームウェア更新で対応できるそうなので、何かあったら慌てず、ユニスターの公式サイトを見てみましょう。
UNISTAR ソフトウェア・ファームウェアダウンロードページ
https://unistar.jp/support/pc_peripheral/download/ [リンク]
今度はPS4に『XCM Cross fire4.0』を挿して、PS3のコントローラーである『HORI PAD3 TURBO PLUS』、そしてSwitchのPROコンで試してみました。
PS4の場合は純正コントローラーを“認証用”につないでおく必要があります。PS4の場合、およそ8秒に1回のタイミングで、正規品のコントローラーが接続されているか認証を行っているそうです。
かくして、PS3コントローラーも難なく接続完了。ちなみに、『XCM Cross fire4.0』に繋がれた複数のコントローラーは、どれも1コンとして動作します。ですので、途中で接続されたコントローラーを持ち換えたり、両手に持ってプレイすることも可能っちゃ可能なのです。
XCM Cross fire 4.0
https://unistar.jp/game_peripheral/xcm-cross-fire-4-0/ [リンク]
『XCM XFPS Supernova+』でキーボードやマウス、好きなコントローラーをつなぐ
今度は『XCM XFPS Supernova+』を試してみます。
『XCM XFPS Supernova+』は、好きなキーボード、マウスを6種類の家庭用ゲーム機に接続することが出来ます。
NintendoSwitch
PS4
Xbox one
PS3
Xbox 360
任天堂 Wii
更に『XCM Cross fire4.0』と同様、異なるゲーム機のコントローラーを使用することも可能です。
対応コントローラーは『XCM Cross fire4.0』と同じく下記の5種類。
NintendoSwitch Proコントローラー
PS4
PS3
Xbox One
Xbox 360
サードパーティーの各種コントローラーにも対応しています。
Hori製ジョイスティック
MAdCatz製ファイトパッドPRO
Logitech製 Extreme3D Pro
Saitek製F.L.Y.5 Flight Stick
Logitech製G29(今後対応予定)、G27、G25、MOMO、T80などのハンドルコントローラー
実際に使ってみる――『XCM XFPS Supernova+』
まずはSwitch本体に『XCM XFPS Supernova+』を介してRazer製キーボードとマウスを接続してみました。すると……メニュー画面からちゃんと動作します。わかっていても、実際に動くとちょっと感動。もちろん、Switch本体に直接、(Switch非対応の)汎用キーボードを挿しても通常は認識しません。
『FORTNITE』(体験版)をプレイしても、PC版と変わらぬ操作感。キーのリマップも簡単にできるので好みの配置でプレイできます。
PS4では『タイタンフォール2』をプレイしてみました。こちらも先ほどと同様、難なく操作することができました。
『XCM XFPS Supernova+』でも接続されているすべてのデバイスが“1コン”として動作しているので、「純正コントローラーを持ちながらマウスで操作する」なんてプレイスタイルも可能です。これは意外と便利かも。
また、写真のようにキーボードにシールを貼って、どのキーに対応しているかをわかりやすくしておくのも便利かもしれませんね。
XCM Cross fire 4.0
https://unistar.jp/game_peripheral/xcm-cross-fire-4-0/ [リンク]
ハンドルコントローラーが使える『XCM MaxRaceF-1 v.7』もあるぞ
このシリーズには、様々なハンドルコントローラーが使用できる『XCM MaxRaceF-1 v.7』もあります。もちろん、様々なゲーム機のコントローラーも相互使用可能。
主な機能は次の通りです。
・4種の家庭用ゲーム機 (NintendoSwitch、PS4、Xbox one、Xbox 360)に対応
・対応ハンドルコントローラー:Logicool G29、G27、GT、GT PRO、MOMO、G920(※今後対応予定)
・Logicool G29、G27、G25 ハンドルコントローラーのクラッチ機能をサポート
・H シフトのマニュアル ギアチェンジ、オートマチックをサポート
・様々な路面状況、減速帯、各種衝突時の振動効果をサポート
・リアルフォースフィードバック(PS4)
・スピードメーター、ギアシフトインジケータ表示対応
・ハンドル角度調整可能(180~900 度)
・ハンドルコントローラー互換モード(NintendoSwich 向け)、エキスパートモード(PS4向け)
の切り替えで各ゲーム機に対応
・PS3/Xbox 360/Xbox One/PS4 の有線コントローラーに対応※「PS3用PlayStationMove ナビゲーションコントローラ」は非対応
これは欲しかった人、多かったんではないでしょうか。ハンドルコントローラーは高価なものが多いので、過去資産として活用の し甲斐がありそうです。レーサー必携ですよ。
XCM MaxRace F-1 v.7
https://unistar.jp/game_peripheral/xcm-maxrace-f-1-v-7/ [リンク]
欲しい人は絶対欲しいシリーズ
いかがでしたでしょうか。
ゲームプレイの幅がさらに広がりそうなコントローラーコンバーター3種、「実はこれが欲しかったんだ!」という人は案外多いのではないでしょうか。
入力インターフェースにこだわるガチプレイヤーの皆さんは、ぜひお試しください。いずれの製品も、Unistar(ユニスター)で販売中です。
Unistar Online/商品一覧ページ(ゲーム周辺機器)
http://shop.unistar.jp/products/list.php?category_id=8
―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』