自主製作百合コミック誌『ガレット』が2018年2月に創刊一周年を迎える。
一周年を記念して3月10日(土)書泉ブックタワー9Fにてサイン会が開催される。
参加される作家は森島明子先生、森永みるく先生、袴田めら先生、竹宮ジン先生、乙ひより先生という神がかった顔ぶれ。現代の百合漫画のスタンダードを築いてきたと言っても過言でない女神たちだ。また、サイン会オリジナル記念品の贈呈も予定されており、内容は当日までのお楽しみとなっている。しかも参加作家全員からサインをもらえる豪奢なイベントだ。
参加方法
・2018年2月11日(日・祝)より書泉オンラインオーダーで『ガレット No.5』を予約
・2018年2月17日(土)より書泉ブックタワー8階レジで『ガレット No.5』を購入
書泉にて予約・あるいは購入の際にサイン会参加抽選券が一人につき一枚配布される。
詳しい応募方法は抽選券で確認できる。確実に行きたい人は購入を待たずに予約することが推奨される。
『ガレット』って?
『ガレット』といえばマンガ、イラスト、写真など表現媒体を問わずにあらゆる「百合」を集めたコミック誌だ。『Enty』『fantia』といったクラウドファウンディングで資金が集められ、年に4回の『COMITIA』開催時に発行される。
まさしく現代に生きる百合ファンのための聖書だ。その『ガレット』がついに創刊一周年を迎える。
『ガレット』は2017年2月に創刊されて以来、確実にそのファンを増やしてきた。
クラウドファウンディングによる自主制作という形態は新しい試みである一方で、伝統芸術の領域に達している安定した百合作家の布陣でがっちりとファンの心を掴んでいる。そこでは商業誌ではかなわない企画が目白押しだ。筋金入りの百合好き声優である橘田いずみさんが原案を担当し、百乃モト先生が作画する『リバティ』の連載。百合写真作家である高橋みのりさんの写真掲載など、痒いところに手の届く企画も魅力のひとつだろう。漫画だけではない多岐に渡る百合表現がそこにある。王道の百合を貫くかと思えば、従来の百合媒体では忌避されがちだったボーイッシュなキャラクターも惜しみなく登場させ、多様化した百合ファンの要求に応じてくれる。『ガレット』の誕生した時代に感謝せざるを得ない。百合ファンにとって、『ガレット』一周年記念のサイン会は謝肉祭のようなものとなるだろう。祝福と感謝、そして敬意を示すための聖なる祭典となるはずだ。
<『ガレット』創刊一周年記念サイン会>
日時:2018年3月10日(土)12:30~17:30(終了予定)
場所:書泉ブックタワー(秋葉原)9階 イベントスペース
出演:森島明子先生、森永みるく先生、袴田めら先生、竹宮ジン先生、乙ひより先生(順不同)
<抽選応募対象商品>
雑誌名:ガレット No.5
発売日:2018年2月11日(日・祝)より順次発売
※書泉での販売は2月17日(土)から
価格 :2,143円+税
発売元: ガレットワークス
ISBN : 978-4-909068-05-7
『ガレット』ホームページ
http://galetteweb.com/[リンク]
『書泉』ホームページ
https://www.shosen.co.jp/event/68730/ [リンク]
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(執筆者: 小雨) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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