昨年、勝敗を決める投票問題で視聴者から大きな疑問の声が上がった『第67回NHK紅白歌合戦』。今年はどうなっているのだろうか。
昨年は、デジタルTVやワンセグ、専用アプリから視聴者投票が可能となっており、視聴者投票の結果は “紅組:2,527,724票 白組:4,203,679票”と圧倒的に白組の優勢。会場の観客の投票結果は“紅組:870票 白組:1,274票”だった。
しかし、会場のゲスト審査員の投票ボールを数えだすと紅組のボール数が多く、「紅組の優勝です!」のアナウンス。
結局ボールの獲得数で勝敗が決まるシステムで、視聴者投票多数でボールを2個獲得、観客投票多数もボール2個換算となり、ゲスト審査員ボールを追加した白組ボールは計6個。紅組はゲスト審査員ボール9個を獲得し、大どんでん返しで紅組の優勝となった。
この結果に司会者も困惑、視聴者からは「審査員は1人何万票なの?」「視聴者票でいくら大差ついても全く関係ないやん」と不満の声が続出したのだ。
参考記事:
『NHK紅白』視聴者投票意味なし! 紅組優勝に「国民投票を無視」と大荒れ
http://getnews.jp/archives/1582413[リンク]
今年の審査方法は?
今年も視聴者投票はアリ! しかし、今年はデータ放送からの投票のみ。※ワンセグ、アプリからの投票はナシ。
視聴者投票数、会場の観客投票数、ゲスト審査員の投票数、すべてを合計した票数で勝敗を決めるとのこと。
しかも、今年は、すべての票数は1票扱い! これは重要!!
ただし、視聴者投票は、番組のラストではなく、各対戦(楽曲披露)が行われたタイミングで投票となるので注意。※1対戦(2曲)ごとに、曲が終了して次の曲が始まるまでの間が投票時間。
また、今年は、投票総数で優勝チームが決まるので、最後のボール投げも行わないという。少し寂しいが、わかりやすい勝敗の付け方だ。
投票方法の詳細は紅白ホームページから確認できる。
第68回NHK紅白歌合戦 審査について
http://www.nhk.or.jp/kouhaku/judge/
―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』