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え、これがマナー違反? 意外と知らない、年賀状を作るときに気をつけたい5つのこと



本日11月1日は年賀状はがきの発売日。そろそろ年賀状の準備を始める時期ですが、年賀状には色々と気をつける点が多いもの。知らずに恥ずかしいことをやってしまっていることがあるかも! 年賀状の準備とともに、年賀状の注意点をおさらいしましょう。


気をつけたい「賀詞」の選び方


賀詞は「祝意を表す言葉」で、年賀状の文頭に使う決まり文句。この賀詞には様々な種類がありますが、送る相手によって使い分ける必要があります。



また、最近では被災などで新年を祝う気分になれない人に配慮して、「おめでとう」や「祝う」などの言葉のない賀詞を使ったり、賀詞を入れずに「年始状」(年賀状の「賀」にはおめでたい意味があるため)として送る人も増えています。送る相手のことを考えて賀詞を選ぶようにすると良いでしょう。


やりがち! 言葉の「意味の重複」


年賀状でもっともやりがちのミスは、同じ意味の言葉を重複して使ってしまうこと。賀詞では「新年あけましておめでとう」という言葉に要注意! 「新年」は「年があけた」ことを意味しているので、「あけまして」と重複してしまいます。


年号で「1月1日 元旦」と書くのも重複。「元旦」はそれだけで「1月1日の朝」を表すので、「◯◯年 元旦」を書くのが正解。「元日」は「1月1日」ことを指します。


使ってしまうと子ども扱い? 「、」「。」には気をつけて!


先ほど紹介した賀詞や添え書きに「、」「。」を使うのもNG。元々これら句読点は「子どもが読みやすいように」と使われ始めた記号なので、相手に敬意を示す挨拶状などで用いることは失礼にあたります。慶事に「区切りをつけない」という縁起を担ぐ意味もあるそうなので、「、」「。」は使わないようにしましょう。


はがきの向きは縦? 横? 宛名の向きも注意


年賀状デザインには様々なものがありますが、本来日本語は縦書きが正式であるため、目上の人や仕事関係の相手に出す際は縦書きのデザインを選ぶのが無難です。また、意外と見落としがちなのが表裏の書き方。表裏の書き方は揃えるのが基本なので、裏面に横向きのデザインを選んだ時は、宛名も横書きにすると良いでしょう。


価格変更ではがきの料金も要チェック!


2017年6月1日から郵便はがきの料金が62円に変更されましたが、年賀状は52円のまま。料金不足で戻ってきたりしないように、価格が変わる条件をチェックしておきましょう。



いかがでしたか? 意外に知らないことも多いのではないでしょうか。この時期に書店で販売されている年賀状素材集には、様々なデザインやパーツの他、今回のような年賀状を出す上での注意点やマナー、添え書きの文例集など、年賀状を出す上で必要なものが一冊にぎゅっと詰まっています。


「社会人として初めて年賀状を出すけど、非礼にならないか心配…」「子どもが生まれたので年賀状を出したいけど、久しぶりでどう書いたらいいかわからない」など、不安な方は年賀状素材集で解決しちゃいましょう! 




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定価:本体1,380円+税

発売:2017年10月4日

ISBN:978-4-295-00213-0


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(執筆者: インプレスPRスタッフ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか


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