ドローンメーカーのDJIが6月中旬に出荷を開始した、コンパクトサイズのカメラドローン『DJI Spark』。コントローラーやスマートフォンを使わなくても、ジェスチャー操作で操縦できるのが最大の特徴です。このジェスチャー操作ではこれまで、静止画の撮影にのみ対応していたのですが、ファームウェアのアップデートにより動画撮影も可能になりました。
片手で持って、手のひらから飛ばすことができる『Spark』。カメラの前に手のひらをかざすと、ジェスチャー操作が可能なモードに。高さを上下したり前後左右に移動できるほか、カメラの前で手を振るとユーザーを見下ろす視点になるよう斜め上へ上昇、Yの字を作って手を掲げると、元の位置に戻ってきます。
【動画】手のひらからフライトするコンパクトドローン『DJI Spark』ハンズオン
http://getnews.jp/archives/1828786[リンク]
これまでは、カメラの前に立って手で四角くフレームを作るとセルフィー撮影モードになり、静止画の撮影ができました。
ファームウェアのアップデートにより、ついに待望のセルフィー動画の撮影が可能に。そのジェスチャー操作は……。
『DJI Spark』のジェスチャー操作でセルフィー動画が撮影可能に そのジェスチャーとは?(YouTube)
https://youtu.be/5FI89RyiaZg
左右の手を斜め45°に掲げるだけ! 最新版にアップデートしたコントロールアプリ『DJI GO 4』の「ビジュアルナビゲーションシステム設定」で「ジェスチャーコントロールを有効にする」のiマークをタップすると、このジェスチャー操作のヒントも表示されるのですが、ちょっとわかりづらい……。ユーザーのフォーラムでも話題になっていました。
撮影された動画は、2軸ジンバルでブレの少ない安定した映像。スマートフォンやコントローラーを使わずに、本体だけで撮影できる気軽さが魅力の『Spark』のジェスチャー操作ですが、動画撮影にも対応したことにより、今後は様々なシーンで活用できそうです。
―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』