ソニーモバイルが6月24日に発売したスマートプロジェクター『Xperia Touch』をお借りすることができたので、動画と併せてご紹介します。
『Xperia Touch』は、本体にAndroid OSを搭載し、テーブルの上や壁に投射ができる短焦点プロジェクターで画面を表示、赤外線とイメージセンサーにより投射した画面をタッチ操作することができるスマートプロジェクター。
『Chrome』ブラウザや『Gmail』、『YouTube』などAndroid標準アプリが利用できるのはもちろんのこと、『Google Play』からさまざまなアプリをインストールすることもできます。メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GBで、外部メモリーは最大256GBのmicroSDXCに対応します。
プロジェクター機能で映画や動画を楽しめるだけでなく、ゲームやキッズアプリ、楽器アプリなどを家族や友人と一緒に楽しめるのが魅力。
縦置きにする場合、壁に接するように設置した場合のみ画面のタッチ操作が可能。縦置きでは1300万画素のカメラを使って、『Skype』などのビデオチャットが可能になります。
注目できるのが、音声アシスタント端末としての利用法。「OK, Google」と呼びかけることで、天気を聞いたりブラウザや『YouTube』を起動できるのはご存知の通り。レビューした時点では『Googleアシスタント』が端末に提供されていなかったのですが、『Googleアシスタント』を使えばメッセージの送信やスケジュールの入力、対話しながらの調べものなど、より高度な活用が期待できます。
Google本家の音声アシスタント端末『Google Home』や、Amazonの『Amazon Echo』が年内に国内発売するのではとウワサされていますが、プロジェクターとして使えたり、タッチ操作でタブレット的にも使えるのは、ほかの音声アシスタント端末とは明らかに差別化できる点。『ソニーストア』の販売価格は14万9880円(税別)となかなかのお値段ですが、端末のユニークさに魅力を感じる人もいるのではないでしょうか。
テーブルや壁がタブレットになるスマートプロジェクター『Xperia Touch』(YouTube)
https://youtu.be/YnxhXVilFDM
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