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クエンティン・タランティーノ、マンソン・ファミリー殺人事件に関する映画を開発中



クエンティン・タランティーノが次に手掛ける映画は、史上最も悪名高い殺人事件の1つだ。


タランティーノが既に脚本を書き上げ、監督する次回作は、マンソン・ファミリー殺人事件に焦点を当てたものになると、複数の情報筋が本誌ヴァラエティに語った。


プロジェクトに近い関係者によると、出演者はまだ決まっていないが、タランティーノはAリストのタレントを想定している。マーゴット・ロビーとジェニファー・ローレンスがシャロン・テート役の候補に、ブラッド・ピットがファミリーを告発した弁護士のヴィンセント・バグリオシ役の候補になっているようだ。


悲劇は1969年の8月8日に起きた。無職の受刑者にして没落したミュージシャンであり、カルトのリーダーだったチャールズ・マンソンが、彼のフォロワーのグループに、ロサンゼルスのベネディクト・キャニオンにある家の訪問者を攻撃するよう命じる。フォロワーらは、当時妊娠8か月だった女優のシャロン・テートを含め、家にいた全員を残酷に殺害した。


映画が事件のどこに焦点を当てるかはまだ分からない。事件を歴史的に描き直すのか、またはこの犯罪が異なり絡み合う複数のストーリーの背景として用いられるのかなど、明らかになっていない。


労働の日(9月の第1月曜日)の前までには、全容が見えてくるだろう。


情報筋は、ハーヴェイとボブ・ワインスタインが本作にかかわっていると明かしたが、タランティーノは出演者を集めることを第一に望んでいるため、ワインスタイン・カンパニーが本作を配給するかどうかまでは明らかになっていない。


本作は監督にとって9本目の長編映画となる。タランティーノは最近、西部劇映画『ヘイトフル・エイト』を監督した。サミュエル・L・ジャクソンとカート・ラッセルが出演し、米国内で興収5400万ドルを稼いだ。





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