書評ライター、ホラノコウスケ(horano.jp)です。
梅雨ってなんとなくだるい気持ちになりますね。
勉強しなきゃなのに、バイト頑張らなきゃなのに、イマイチ集中できない…。
そんなときもあると思います。
「私、昔から集中力がないから…」
「すぐ別のことしちゃう。私ってほんとダメ…」
そんなふうに思わなくて大丈夫。
本『今すぐ!集中力をつくる技術——いつでもサクッと成果が出る50の行動(※)』の冒頭に、こうあります。
※ https://www.amazon.co.jp/dp/4396615922
あなたが集中できないのは、集中力がないからではありません。
集中するコツを知らないだけ。
P.3
ん?コツを知れば、私たちも集中して勉強やバイトできるってこと?
今日は本書から、勉強もバイトもグッと集中できる5つの方法を紹介します。
1.やるべきことを書き出す
深く考えずにその日にやるべきことを書き出します。そして、「これだけは必ず」というものにマルをつけ、それだけできたらよしとしましょう。
そのくらいのゆるい感覚で取り組むと、案外いろいろできてしまうものです。
P.57
頭のなかで「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と考えていると、集中できません。
それよりも、全部書きだしてしまうのです。
そうすれば、やらなきゃいけないことは一旦わすれてしまってOK。
今やるべきことに集中できますよ。
最近では「ヌーボード ジャバラン」のようなノート型ホワイトボードもあります。
朝これにやるべきことを書き出すのもオススメです。
参考:http://kosstyle.blog16.fc2.com/blog-entry-3806.html
2.「よし!」と自分に声をかける
集中したいことを目の前にしたら、まずは「よし!」と声に出してください。この一言で、脳が「今から○○をやるんだ」と思い込み、集中のスイッチが入ります。
P.35
試しに今、「よし!」とつぶやいてみてください。
確かに、なんとなくやる気が出るのを感じませんか?
「言ったつもり」はNGなのだとか。ちゃんと声に出してつぶやきましょう。
そういえば、スポーツでもよく、選手が「よし!」と気合を入れてから試合に望むことが多いですね。
3.「5分」だけ集中してみる
最初は「5分でいい」と自分に言い聞かせてください。欲張って「3時間はがんばろう」などと思わないこと。
5分なんて短いようだけれど、じつは結構いろいろなことができます。英単語なら3つくらい覚えることが可能ですよ。
P.31
「5分だけ」と思ったら、いつのまにか30分集中してた、なんてことがよくあるものです。
まずは5分だけ。
ハードルを下げましょう。
5分だけなら、集中できそうですね?
4.気が散りそうなときは、手を3秒見つめる
せっかく仕事に集中していたのに、机の上に積み上げられた資料や人の話し声など、別のものに意識が向かい始めた……。
そんなときは、自分の手を3秒見つめてください。それによって、散らかりそうになっていた意識が自分に戻ってきます。
P.29
勉強でもバイトでも、同じですね。
集中しようとカフェで勉強してたのに、隣の人の話が気になってついつい…。
スマホが鳴ったからちょっとLINEを見て、そのままついでにインスタ、Youtubeを見たり…。
おっと、いけないいけない。
そう気づいたら、自分の手を3秒見つめてみましょう。
5.上を見よう、胸を張ろう
集中できていないとき、人は猫背気味になる傾向があります。(中略)
気持ちと行動は密接につながっており、行動を変えることで気持ちを変えることも可能になります。
やらなければならないことがあっても、ショックなことなどがあって落ち込んでいれば集中できませんよね。そんなときに、「元気を出さなきゃ」と思っても無理。それよりも、視線を上に向けたり、胸を張ったりという行動が効果を発揮します。
P.65
どうしても、自然と猫背になってしまうこともありますね。
でも、この記事を思い出せるあなたはもう大丈夫。
ふと猫背に気づいたとき、視線を上に向けたり、胸を張ったりしてみましょう。
さらに、深い呼吸をしてみるのも良いですね。リラックスできますよ。
まとめ
さぁ復習です。
1.やるべきことを書き出す
2.「よし!」と自分に声をかける
3.「5分」だけ集中してみる
4.気が散りそうなときは、手を3秒見つめる
5.上を見よう、胸を張ろう
どれも、すぐに・誰でもできることばかりですね。
だるい梅雨も、これで乗り切っていきましょう!よし!
実はこの記事も、「よし!」と気合を入れてから、「5分だけ集中しよう!」と書き始めたところ、一気にすべて書き上げることができました!
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信