先月、ガジェット通信では
「手塚賞に応募されたPN『藤村どら』さんと連絡を取りたい」 ジャンプ編集部のツイートが話題に
http://getnews.jp/archives/1732951[リンク]
という記事をお伝えした。
少年ジャンプ編集部とジャンプSQ.編集部が、第93回手塚賞に応募したペンネーム「藤村どら」さんと連絡を取りたいとツイッターや公式サイトで呼びかけを行う(現在は削除されている)。連絡先に不備があったのか等の詳細は不明だが、多分に手塚賞受賞レベルのすごい才能の持ち主に違いないということでネットは騒然。「マンガ大賞2017」を受賞した「響~小説家になる方法~」をどことなく彷彿とさせる展開ということもあって大きな話題となり、その行方が注目されていた。
6月5日発売の「週刊少年ジャンプ」では第93回手塚賞の選考結果が発表されているが、その「藤村どら」さんが見事準入選!
全審査委員が受賞作に推薦!!
前代未聞の超大作現る!!
なるアオリで、「転生起―HAKUSAI―」という作品が紹介されている。
ストーリーは
「この世の生物は死後、来世を選択することができる」――少年ハクは、来世「白菜」への転生を望んでいた。しかし同じく白菜転生を望む少女と出会い、ハクの想いは揺らぎ始める。
というもので、講評では尾田栄一郎先生と鳥山明先生というレジェンドのお二人が
まさかのラブストーリーに驚いた。また白菜で物語を描き切った根性を称えたい。絵もシンプルだが魅力がある。<尾田>
ユニークな設定や展開がよく練られていて面白かった。<鳥山>
と賞賛していた。準入選じゃなくて、もう入選でもよかったんじゃないかという気が個人的にはしないでもないが。
いずれにせよ、今回の受賞作「転生起―HAKUSAI―」は8月7日発売の週刊少年ジャンプ36・37合併号に掲載決定とのことなので期待である!
※画像は『Twitter』より(現在は削除)