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【ジュネーブモーターショー2017】現地レポート 日本勢の目玉はズバリ『シビック・タイプ R』



スイス・ジュネーブで毎年開かれている世界5大モーターショーのひとつ、『ジュネーブモーターショー』。87回目を数える今回、並み居る欧州強豪メーカー中においても、日本のメーカー各社は多くの車を発表。本記事ではそんな日本勢の中でも特に注目を集めていたクルマを一挙ご紹介します!


空力装備が半端じゃない! 新型シビック・タイプR




まず最初にご紹介するのは、世界初公開となった『シビック・タイプR』の量産モデル。2017年夏に日本を含む世界各地で販売されることが公式アナウンスされ、今後一層注目を集めるであろうクルマですが、まずは正面から見ていきましょう。


「一般公道でのグランドツアラー性能を大幅に進化させた次世代のTYPE R」を標榜する今回のタイプRは、確かに以前のモデルと比べガラリと印象が変わっているのは一目瞭然。




横から見ても、前モデルとの違いがハッキリ確認できます。ぱっと見、FN以降のシビックでは最も初代EK9に近い印象を受けるのが今回のタイプRです。取材中何度も欧米のテレビクルーが訪れレポートしていたので、注目度の高さは群を抜いていたように感じます。




後部ドアのハンドルは元の位置に戻っています。




斜め後ろから足回り。リアサスはマルチリンク式、タイヤには20インチタイヤを採用。さらにホイールベースおよびトレッドの拡大も行われています。




リアビュー。いかに空力を意識したパーツがふんだんに使われているかが見て取れます。が、それ以上にガンダムっぽいフォルムには、かなりのアグレッシブさを感じずにはいられません。




リアウイングの先端部。なんともワクワクする形状です。




エンジンルームをのぞいてみましょう。新型シビック・タイプRは2L直列4気筒エンジンにVTECターボを搭載し、最高出力は320馬力、最高トルクは400N・mに達します。エンジンの回転数が自動で調整されるレブマッチシステムも搭載され、ハンドル操作などにより集中できるとのこと。



ドライビングモードにコンフォートモードが追加され、街乗りにも大きな配慮がなされるこのマシンですが、どうです、この街中であれば相当目立つであろうリアフェイスと3本出しマフラー。



フォグ周りはハニカム状のダミーダクトで覆われています。フロント周辺の造形も実にカッコよく、赤いマシンカラーも非常に良く似合っています。


【ジュネーブモーターショー2017】シビック・タイプR 量産モデル初公開(YouTube)

https://youtu.be/xHFySC5lU1Q


ということで、筆者の体感では日本車としてもっとも注目を集めていたのはこの『タイプR』でした。今回もタイプRはイギリスで生産されることもあり、欧州での知名度はやはり抜群のようです。そしてデザインも、日本勢としては過激なほど“攻めた”ものだったことも要因のひとつかもしれません。


三菱エクリプスクロス



お次は久しぶりに聞く『エクリプス』の名を冠した、三菱自動車の『エクリプスクロス』です。フロントには三菱自動車のデザインコンセプト『ダイナミックシールド』を採用。中央の黒いグリルを中心に、かなりマッシブな印象を受けます。確かにがっちりプロテクトされている感がありますね。エンジンはガソリンモデルで1.5L ダウンサイジング直噴ターボエンジンを搭載し、駆動方式は4WDとなります。




白いモデルだと正面はこんな感じ。大きく張り出したフェンダーが結構目立ちます。




サイドからの眺め。前傾気味のウインドを中心に、かなりシャープでスッとした様子です。




リアビューではより一層シャープさが目立つかと思います。というのも、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリヤエンドがかなりの存在感を放っているため。ちなみにチューブ式LEDテールランプと中央のハイマウントストップランプは一直線に発光するので、実際の視認性も高いと思われます。




テールゲートを横からアップで見ると、一目瞭然のキレ具合です。さらに車体のカラーは、通常の上塗り塗装に加え半透明のレッドとクリア層を塗り重ねる事により鮮やかなレッドを実現。




コックピットはブラックとシルバーのモノトーンに、オレンジのステッチがさりげないアクセントになっています。ダッシュボードの上にはちょこんとヘッドアップディスプレイが搭載され、視認性も良さそうです。


【ジュネーブモーターショー2017】三菱エクリプス・クロス(YouTube)

https://youtu.be/h8afvoPmd0c


スバル XV



一方、スバルも同時にジュネーブモーターショーへ投入してきた新型SUVが『XV』です。展示されていたのは『サンシャインオレンジ』カラー。エンジンはNAモデルで2.0リッター水平対向4気筒DOHC。最高出力は156馬力になります。




コックピットの様子。スバルのXVもモノトーンを基調に、オレンジのステッチが目立ちます。



【ジュネーブモーターショー2017】新型 スバル XV(YouTube)

https://youtu.be/B3nD49bZxFc






レクサス



トヨタブースの隣に位置するレクサスは、展示エリアの中央に回転するネープルスイエローカラーの『LC500』を展示。大きな注目を集めていました。またワールドプレミアとなった『LS500h』も会場の目を釘付けにしていました。


レクサス LC500・イエロー(ジュネーブモーターショー2017)(YouTube)

https://youtu.be/GxfDoVTPBOs


3月16日に日本で発売されたばかりの『LC500』は、実に美しいラグジュアリークーペです。フロントのスピンドルグリルからボディ全体に流れるようなラインは流石。新開発の超小型3連LEDヘッドランプユニットと、L字型に発光するLEDクリアランスランプが何とも特徴的です。5L・V8エンジンの最高出力は477馬力。




一方、初公開となった『LS500h』は流石の存在感。ただならぬ重量感の中にも、デザインコンセプトの一つである“折り紙”の繊細なテイストが随所に施されたエクステリアは見ていて引き込まれそうに。





匠の技が光るフロントグリルは当に芸術品。


この他にも『マツダ・CX-5』や『インフィニティ・Q60クーペ プロジェクト ブラック S』『トヨタ・ヤリス GRMN』『日産・キャシュカイ』などの欧米向け車両が多数出展されていました。


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