元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が次期衆院選に千葉1区から日本維新の会公認で出馬を表明。ネットでは会見で「テレビレギュラー週8本をなめんなよ」という言葉について「ちょっと記憶にはない」と発言したことについて物議を醸しています。
※関連記事 長谷川豊さん衆院選出馬表明会見で「『レギュラー週8本をなめんなよ』は書いてないかも。記憶にない」
http://getnews.jp/archives/1621680 [リンク]
一方で、政策面でも早くも「失言」が見られます。「約17年間千葉市内に住んでいて大好きだがもったいないが多い。幕張新都心は空き地だらけ。勇気をもって挑戦する姿勢が千葉には欠けている」というコメントについて、熊谷俊人千葉市長が『Twitter』で反論。
長谷川豊氏が千葉で出馬する理由「勇気をもって挑戦する姿勢欠けている」 #ldnewshttps://t.co/r1oSNuuGqT
千葉市を気にかけて頂けるのは有難いのですが「幕張新都心は空き地ばかり」というのはどこを指しているのででょう?県とともに殆ど動かしてきたのですが…
—熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年2月6日
千葉市を気にかけて頂けるのは有難いのですが「幕張新都心は空き地ばかり」というのはどこを指しているのででょう?県とともに殆ど動かしてきたのですが…
幕張新都心最後の大規模用地「若葉住宅地区」のことであれば、既に事業者が決定し、これから1万人以上が住む首都圏最大級の住宅開発が始まります。調べればすぐに分かるはずなので、何を指しているのか不明です。千葉市を気にかけて頂いているのは有難いので、どこかでご説明差し上げたいと思います。
—熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年2月6日
幕張新都心最後の大規模用地「若葉住宅地区」のことであれば、既に事業者が決定し、これから1万人以上が住む首都圏最大級の住宅開発が始まります。調べればすぐに分かるはずなので、何を指しているのか不明です。千葉市を気にかけて頂いているのは有難いので、どこかでご説明差し上げたいと思います。
千葉市によると、若葉住宅地区は2015年3月に三井不動産レジデンシャルなど7つの事業予定者が決定。2019年には超高層マンション6棟などが竣工する予定になっており、完成後には住宅戸数4515戸、居住人口10000人という一大プロジェクトが進行中です。ちなみに、現状でも「幕張ベイタウン」には2016年12月現在で9400戸が供給され、約25700人が住む街となっていて、長谷川氏の認識とは齟齬があるといえるのではないでしょうか。
熊谷市長は、長谷川氏の発言について「気にかけて頂いているのは有難い」としつつも、次のようにツイート。
全国的に一定の知名度のある方が出馬表明の時から、地元から見れば誤ったマイナスイメージを全国の方に与えかねない発言をするのは、(そのような意図はなく応援の気持ちからだと理解していますが、)勘弁頂きたいです。
—熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年2月6日
全国的に一定の知名度のある方が出馬表明の時から、地元から見れば誤ったマイナスイメージを全国の方に与えかねない発言をするのは、(そのような意図はなく応援の気持ちからだと理解していますが、)勘弁頂きたいです。
出馬予定の選挙区の市長からの反論に、長谷川氏がどのように反応するのか注目されます。
※画像は熊谷市長の『Twitter』より
https://twitter.com/kumagai_chiba/status/828522146611679233 [リンク]