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【ミス・失敗がなくなる!】バイトで怒られなくなる3つの方法




書評ライター・ホラノコウスケです。


「バイト頑張ってたつもりなのに、またミスした…凹む…」

「また店長に怒られた…悪気はなかったけど失敗しちゃって…」


そんなとき、ありませんか?


わざとミスする人はいないでしょう。

それでも、ミスが起きてしまうことはあるものです。


どうすればミスを防げるのでしょうか?

今日は、本『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』(※)から、バイトのミスをなくす3つの重要ポイントを紹介しましょう。

※ https://www.amazon.co.jp/dp/4844374931


 


1.シンプルにメモすると、うっかり忘れるミスを防げる




あなたは、バイトの店長や先輩に教えてもらったことを、しっかりメモしていますか?

私たちの脳のワーキングメモリは、一度にたくさんのことを覚えられません。脳以外に記録する、つまりメモすることがとても大切なのです。

ワーキングメモリは「脳のメモ帳」にたとえられ、(中略)情報を長期間にわたって貯蔵する「長期記憶」とは異なり、何かの目的のために「一時的に」貯蔵される領域であることが特徴です。

P.19


なぜこれだけ便利な記憶がメモリーミスを引き起こすのか?それはワーキングメモリの容量がとても小さいからです。

新しい情報が入ってくると、古い情報がはじき出されてその瞬間に忘れてしまいます。ワーキングメモリに入ると、すぐに、しかも明確に記憶できています。しかし、ワーキングメモリから追い出された瞬間、今度は逆にスパッと忘れてしまうのです。

P.21


たとえばバイトで店長から

「この商品、10個 品出ししておいて」

と頼まれたとします。


そのときは覚えていたのに、急にお客さんから

「すみません、トイレはどこですか?」

と聞かれて対応し終えると、

「あれ…?何個、品出しするんだっけ?」

となってしまう。

新しい情報が入ってくると、全部を覚えておくことはできないのです。


でも、メモって面倒だし難しい、と感じる人もいるでしょう。何をどうメモすれば良いのでしょうか?

メモが面倒だと感じる人にぜひお伝えしたいのは、完璧な記録など残す必要はないということです。

メモは本来「記憶のフック」として機能すれば十分。脳のメカニズム上、一言でもなぐり書きをしていれば、よほど情報が多いか時間が経つかしなければ、芋づる式に情報が引き出せます。

P.36


大切な単語だけ書いておく、簡単な図を描いておくなどちょっとしたメモでも、あとからそれを見ると書いていないことも思い出せるものです。


ポケットに小さなメモ帳やペンを入れておき、いつでもすぐメモできるようにしておく。

そしてシンプルにメモすることが大切です。

 


2.チェックリストを作ると、やり忘れ・確認漏れミスを防げる




チェックリストはどんな仕事にあっても非常に有効です。

たしかに経験を積めば「前回あれを忘れたから気をつけよう」「ここはミスしやすい箇所だな」などと注意を割くべきポイントがわかるようになってきますし、それがベテランの存在価値でもあるのですが、そうかといって毎回記憶に頼っているようではあまりに非効率です。思い出すという行為がワーキングメモリを圧迫してしまいます。

一度手間をかけてチェックリストを作ってしまえば、それ以降は頭をつかう必要がありません。

P.92


何かするときにミスがないか確認するためのリストが、チェックリストです。

たとえば分かりやすいのが、持ち物リスト。

バイトにいくとき、忘れ物をすることがありませんか?


たとえば以下のような「トイレ掃除チェックリスト」を作っておけば、「あれ…何かやり忘れてない?」と迷うことがなくなり、「おい、あれやってないじゃないか!」と怒られずに済みます。

トイレ掃除チェックリスト(例)

□ トイレットペーパーの予備があるか

□ 洗剤の補充がしてあるか

□ 全ての便器を磨いたか

□ 床にゴミが落ちていないか

□ ゴミ箱を空にしたか


あるいは、

・品出しするときのチェックリスト

・お客さんに渡す領収書を書くときのチェックリスト

・レジを閉める作業のチェックリスト

など、何度もする作業にはチェックリストを作っておくと便利です。

 


3.復唱すると、コミュニケーションミスが防げる




仕事でのコミュニケーションミスといって真っ先に思い浮かぶのは、情報の伝達ミスではないでしょうか。つまり相手に伝えたと思ったのに実は相手が正しく理解していなかったケースです。(中略)

そこで効果的なのが相手に復唱してもらうことです。

復唱するためには教わったことを完全に理解していないとできません。(中略)復唱によって自分がどこまでを理解して、どこから理解していないのか、はっきり認識することができるのです。

仮にすべてを理解して難なく復唱できたとしても、復唱したことによって記憶を定着させやすくする効果もあります。

P.157


飲食店の店員さんはよく、

「ご注文を確認します。ラーメン1人前に、餃子1人前、以上でよろしいですか?」

と注文を復唱します。

コミュニケーションミスをなくすためです。


同じように、あなたがバイトするときにも、お客さんや店長、先輩に言われたことを復唱してみれば、ミスが減りますよ。

また後輩に教えるときには「今日やることはOKかな?念のため、全部言ってみて」と復唱してもらえば、問題があればすぐに分かります。

 


まとめ


さて、3つのポイントを復唱しましょう。

1.シンプルにメモすると、うっかり忘れるミスを防げる

2.チェックリストを作ると、やり忘れ・確認漏れミスを防げる

3.復唱すると、コミュニケーションミスが防げる


どれも、難しくありませんね。

ミスをしてお客様や店長、バイト仲間に迷惑をかけるのはイヤなものです。

この3つを意識して、ミスなく楽しくバイトしましょう!


 

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。


文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信


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