仕事の合間の休憩時間は、ホッとくつろげるひととき。
限られた時間、毎日訪れるひとときだからこそ、なるべく飽きがこないようこだわりたい。でも手間はかけられない。カップ麺は安価で種類も多いことから、お昼ごはんに添える一品としても人気ですよね。
なので、カップ麺が大好きな人であれば、行きつけのコンビニのものは全種類制覇していても不思議ではありません。
そこで今回は、「普通のカップ麺じゃもはや物足りない」と、日々満たされない思いにかられる人にピッタリのカップ麺ちょい足しワザをご紹介しましょう。
堅揚げポテトを足してみる
カップ麺に堅揚げポテトを投入してみます。「え~っ、カップ麺にポテチ~!?」と思われるかもしれませんが、これがかなりおすすめなんですよ。もし周りの誰かが持ってたら少し分けてもらってもいいですね。
使用するポテトは堅揚げポテトでも、頑固あげポテトでもよし。厚みや食感にほぼ差はありませんので、手軽に手に入るもので試してみましょう。
ラーメンも特に種類は選びません。
投入する量は、もうお好きなだけ。ここでは堅揚げポテトの塩味を投入。
しかし、いくらカップ麺もポテチも大好きだからといって、蓋に収まりきらないくらい入れたのを人に見られると、その後の円滑な職場の人間関係に緊張が走りますので、まずはほどほどの量でお試しください。
お湯を入れて3分待ちました。
ぱっと見、チャーシューっぽく見えます。
さあ、ではこれを食べてみるとどうなるか。
3分たった堅揚げポテトはとてもやわらかくなりつつも、厚ぎりのためポテトの食感を残し、味はじゃがいもそのもの。塩味はほぼ落ちています。見た目チャーシューっぽいけど、味はポテトという。
「カップ麺にポテチ~!?」と疑いの目を持つ人も、これを黙って食べてもらえばおそらく「これは元々こういう商品だよね?」と納得してもらえるのではないかと思います。
これはもはやポテチャーと呼ぶしかない味わいで、そのくらい違和感なくいただけます。
※スープの塩味が若干強くなるので、スープの飲み過ぎには注意しましょう。
お湯に浸す時間で食感が変わる
元々がすこぶる堅いポテチなので、お湯に浸す時間によって食感がまるで変わります。頑固あげポテトのり塩味で時間の経過による変化を調べてみました。
1. 塩落とし 5秒
うん、5秒じゃ塩は落ちなかったけど、まさに頑固あげそのものの味と食感。濡れポテといった感じ。
2. ハリガネ 10秒
非常によい歯ごたえを残しつつ、塩っけがマイルドになったのを感じる。
3. バリカタ 30秒
よい歯ごたえで、塩っ気はほぼ感じられない。堅めのポテトを食べているよう。
4. かため 1分
ほどほどに歯ごたえを残しつつ、ポテトの風味が楽しめる。
5. 普通 2分
やわらかいながら厚切りのために、ほんのりとよい歯ごたえを感じる。
6. やわめ 3分
やわらかい。じゃがいもの味が残る。
最初に試すのであれば、やわめが面白くておすすめです。まさか、これの元がポテチだったなんて誰も思わないでしょう。
頑固あげポテトののり塩ものりの風味が残っていておいしいんですが、個人的に堅揚げポテトのブラックペッパーが面白かったです。やわらかいポテトにパンチの効いたペッパーの味がクセになる味わいでした。
しかしいくらクセになったとしても、ポテチャーにハマりすぎて職場の人のポテチを奪ってしまい、その後の円滑な職場の人間関係に緊張が走るような自体は避けたいものですね。
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:あるのん 企画:ガジェット通信