<©デザート/『貞子』完成披露試写会の池田エライザ>
池田エライザ、風疹のためイベント欠席
5月24日に全国ロードショーを迎える映画『貞子』。そのカップル限定試写会が、5月20日に都内の劇場にて開催された。
この日は、同作のヒロインを務める池田エライザと貞子が登場予定だったが、池田が風疹を発症したため急遽欠席。貞子のみの登壇となった。
池田エライザが悔しい胸の内を吐露 貞子は1人でイベントを盛り上げる
イベント当日に風疹の症状が確認されたという池田。ツイッターにてイベントの欠席を報告するとともに、悔しい胸の内をつづった。
全身の赤みや高熱、リンパ節のしこりで風疹と認められ、本日の舞台挨拶を急遽欠席することとなりました。とても悔しいですが、感染力が高くリスクも大きいため、静養します。本日劇場にいらっしゃる皆様、貞子ちゃん、ごめんなさい。また元気な姿でお会い出来るよう頑張ります。
— 池田 エライザ (@elaiza_ikd) May 20, 2019
貞子のみが登壇したイベント会場では、MCが池田からの手紙を代読。手紙では「会場にいらっしゃる皆様、本日劇場に来てくださりありがとうございます。そして本当にごめんなさい。カップル応援イベントということで、皆様にお会いできることをすごく楽しみにしていたのでとても悔しいです。そして、皆様がここにいらっしゃるまでの道のりを考えると胸が痛みます。が、風疹は感染力がとても強く、皆様に移してしまうリスクもあります。普段から健康には特に注意して仕事に向き合っていただけに、無念でたまりません。再び皆様に元気な姿でありがとうとごめんなさいを直接伝えられるように、しっかりと直すことに専念させていただきます。貞子ちゃんもごめんなさい。しっかりとカップルの皆様を応援してあげてください。私がいないからって呪っちゃだめですよ改めて、本日皆様とともに時間を過ごせないこと深くお詫び申し上げます」と語られた。
<©デザート/『貞子』完成披露試写会の池田エライザ>
一方、貞子は怨霊なので声を発することができないという。MCに対して念を送り、念を受けたMCが貞子の言葉を代弁するという形式でイベントは進行した。MCからの「今日頑張っていきましょうね」との言葉に、貞子はゆっくり頷いたうえ、ガッツポーズをして意気込みを表現していた。
貞子が、中田秀夫監督による「リング」シリーズに出演するのは20年ぶりだという。撮影の感想は、MCの手にした紙に念を焼き付けるという方法で語り「とにかく明るく、エネルギッシュに喋り続ける監督を見て、『あぁ中田組に帰ってきたんだな』と実感。右も左もわからない私を文字通りテレビから引っ張り出してくれた中田監督ですが、当時よりさらにパワーアップしていて、的確かつ迷いのない頼れる指導官ぷりに心が震えました。常に観客のことを第一に考えた作品作りに邁進する中田監督。またご一緒することができ、本当に嬉しく思います。by貞子」と中田監督への熱い思いを明かした。
そのほか、同作の「撮ったら呪われる」という設定にちなんで、抽選で選ばれた1組のカップルが貞子と記念撮影。貞子は、長く付き合う秘訣について「互いを違う存在として認め、リスペクトしあうことよ。あとは呪わないことよ」とアドバイスし、貞子の髪の毛で作られたという"愛の髪の毛リング"を渡したほか、カップルに対して一生離れらない呪いをかけていた。
最後に貞子は「何卒、何卒よろしくお願いします」と深々と頭を下げると、観客らとの写真撮影に応じ、ゆっくりとした足取りで会場を後にした。
貞子 5月24日全国ロードショー
©2019「貞子」製作委員会
配給:KADOKAWA
ギャラリー
発信地・日本
<文・デザート編集部>