<©撮影:上山陽介>
欅坂46、3周年記念ライブを日本武道館で開催
4月6日にデビュー3周年を迎えた欅坂46が、東京・日本武道館にて『欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』を開催。アンコールを含めた全17曲をパフォーマンスした。
欅坂46"エモすぎる"『黒い羊』の演出
「武道館ラストー!いくぞー!」の声と共にドロップした1曲目は『危なっかしい計画』。大阪公演と合わせて6日間にも及ぶ3周年記念を、アップテンポなナンバーでスタートさせた。
続くMCで菅井は「最後まで楽しんでいってください!」と一旦ステージ袖に退散。ファンの「欅坂46」コールが鳴り響くと、OVERTUREが爆音でかかる。会場の熱気が高まる中の2曲目は『避雷針』。続けて『大人は信じてくれない』、『月曜日の朝、スカートを切られた』、『エキセントリック』、『I’m out』、『Nobody』、『二人セゾン』をパフォーマンスした。
<©撮影:上山陽介>
MCでは、菅井が「今日で千秋楽です!みなさん楽しんでますか!」と声を掛けると、ファンは大歓声で応答。菅井は「日本武道館に初めて立たせていただいてます。本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます!」と感謝を伝えた。
メンバーの小池美波は「欅坂の目標でもあった武道館に立たせていただいて、一人ひとりの顔がすごく見えて、すごく近い。武道館に立たせていただけるのは、本当にみなさんの支えがあってこそなので、このステージで何か恩返しがしたい」と決意を表明。それについて菅井も「パフォーマンスさせていただけることが誇り。欅坂に入る前から本当に嬉しい。今回は砂時計が月日を示してくれているんですね。時の流れというのは平等で、みなさん一人ひとりにとって特別で忘れられないライブになったらいいなとパフォーマンスさせていただいてます」と口にした。
渡邉理佐は「本当に1番が決められないぐらい、すごい濃い3年間だった。全部楽しくてよかった」と回顧。渡邉は「ゆっかー(菅井友香)はどう?」と質問すると、菅井は「メンバーと出会えたこともそうだし、みなさんと出会えたこともご縁だと思ってるので、一つ一つの縁を大切にさせていただきたい。ちょっとやめてよー」と照れながら返答した。
土生瑞穂も「今までやってきた中で、この3年間が一番濃かったと思います。すごい幸せものだなと改めて感じました。あとタピオカ食べたから」と言い放つと、菅井は「タピオカ!?」と突然出てきた『タピオカ』にビックリ。土生は「3年間で一番飲んだ飲み物だなって」と説明するも、メンバーには伝わらず。菅井は「そんなタピオカのように噛みごたえのあるグループになりたいなって」と助け舟を差し伸べていた。
MCでは、二期生の話題についても話しが及んだ。山﨑天は「ずっと観てきた欅坂46というグループに入って、日本武道館というステージで、しかもこのアニバーサリーライブというとても大切なライブに参加させていただいて本当に嬉しい。今回のライブはやりたかった曲が多い。最後まで突っ走りたいと思います」と喜びをコメント。
同じく二期生の森田ひかるは「先輩たちと一緒に欅坂の楽曲を歌えて嬉しいです。『二人セゾン』のしなやかなダンスがすごく苦手で、すごく練習していて、でも鈴本さんに教えていただいた」と一期生の鈴本美愉からレクチャーを受けたことを明かすと、その鈴本は小さくうなずいていた。
<©撮影:上山陽介>
<©撮影:上山陽介>
MCの後は、DANCE TRACKやLASER SHOWなどの演出を交えた、怒涛のパフォーマンスを連続披露。楽曲では『キミガイナイ』『東京タワーはどこから見える?』などを歌唱した。
千秋楽のラストのみ行われたアンコールでは、新曲『黒い羊』を熱唱。真っ赤な花の中で彼岸花を抱きしめながら、仰向けになって目をつむる平手友梨奈の映像が流れる。平手がさまざまな葛藤の末に、小林に彼岸花を贈るも、その小林は彼岸花を献花台に置いてエンドロールへ。再び花の中で横たわる平手が大粒の涙のこぼす映像で終幕した。"エモすぎる"演出に、ファンは大声と拍手で称賛した。
●セットリスト
M-1:危なっかしい計画
M-2:避雷針
M-3:大人は信じてくれない
M-4:月曜日の朝、スカートを切られた
M-5:エキセントリック
M-6:I’m out
M-7:Nobody
M-8:二人セゾン
M-9:キミガイナイ
M-10:もう森へ帰ろうか?
M-11:君をもう探さない
M-12:東京タワーはどこから見える?
M-13:Student Dance
M-14:語るなら未来を...
M-15:風に吹かれても
M-16:アンビバレント
EN
M-17:黒い羊
●ギャラリー
<©撮影:上山陽介>
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発信地・日本
<文・デザート編集部>