「正直、犬でよかった」草彅剛、令和最初の舞台「家族のはなし PART1」で初の犬役を演じる
草彅剛の主演舞台「家族のはなし PART1」が5月4日から京都劇場にて上演される。上演に先立ち4月27日、東京都内のスタジオにて公開稽古が行われた。公開稽古には草彅、小西真奈美、池田成志が登場。終了後、マスコミの囲み取材に応じた。
草彅剛5月4日の主演舞台上演に先立ち都内で公開稽古
第1話と第2話の2部構成となる本作。第1話で草彅は犬役を演じ、飼い主である小西や池田の話す「人間の言葉」が分からないという役どころになっている。
草彅は初の犬役に対しての決意を求められると「斬新で、今まで僕も経験したことのない舞台とか空気感になるんじゃないかなと思って、今回はお客さんにお披露目するのが楽しみな演目になっています」と自信を見せた。
また、今回犬という役を初めて演じた感想について「僕そんなセリフないんです。正直犬でよかったなって(笑)ほぼ喋らなくていいんで」と笑顔で語った。
さらに、冒頭からの6分間はセリフを話さないことに対しての心境を聞かれると「初めてです、そういうことも。でも喋らなくてもそこにいてシーンが成立するのって素敵じゃないですか。演じ手としては。そういう中では僕は初めての挑戦というか、僕のテーマというか。セリフがなくてもいい感じになるなというのが僕の犬のテーマです」と意気込んだ。
プライベートで犬を飼っている草彅。「くるみっていうワンちゃんなんですけどくるみにもちょっと協力してもらう部分があるので、そこも楽しみにしていただければと思います」と語った。
今回第2話で草彅と夫婦役を演じた小西は、19年ぶりの舞台共演となることについて尋ねられると「本当に目の前に立ってお芝居させて頂いた瞬間に19年前の感じが蘇ってきて、直球で投げると直球で受け止めて返してくださる感じが19年経っても変わらず返してくださるので、第2話はすごく暖かい良い話になってるんじゃないかなと思います」と答えた。
舞台「家族のはなし PART1」は5月4日から6月1日まで京都劇場で上演予定。
●ギャラリー
発信地・日本
<文・デザート編集部>