河合郁人×辰巳雄大の20年ぶり共演『トリッパー遊園地』開幕
A.B.C-Z・河合郁人とふぉ~ゆ~・辰巳雄大が出演する舞台『トリッパー遊園地』が3月15日に新橋演舞場にて開幕。初日終演後の囲み取材に、河合、辰巳のほか、SKE48・惣田紗莉渚、純名里沙、いしのようこ、渋谷天笑、榎木孝明が出席した。
「修二と彰のように、舞台を飛び出したい」舞台発ユニット結成も?
河合は、単独初主演となる同舞台について「10年前に滝沢くんが目の前にいたので、最初ステージに立ったときには『どっかに滝沢くんがいるんじゃないか』っていう錯覚を起こしましたね。でも稽古をしていくうちに『自分がこのステージで立つんだ。しっかりしないといけない』と思って初日を迎えました」と回顧した。
河合のリラックスした様子に、記者から「緊張はしなかったのか」と質問が飛ぶと「いやいや、緊張しすぎて、本番前は辰巳の楽屋を行き来してました」と回答。それを受けた辰巳は「今回タッキーはいないので、タッツーの楽屋へきてましたね」とタッキーこと滝沢秀明と自身を掛けて発言し、河合はすかさず「ちょっと弱いな〜」とツッコミを入れていた。
また、辰巳は自身が演じた『ショウヘイ』役を演じるにあたり髪型を変えており、そのことについて「ショウヘイは本当に硬派な男なので、髪型もばっちり切りまして。美容師さんに切ってもらったんですけど、本番の2日前くらいに『もっとショウヘイになれるんじゃないか』と思って自分でハサミを入れましたね。ショウヘイも自分で切っていたんじゃないかって」と、役作りへのこだわりを明かした。
河合と辰巳の共演はおよそ20年振りとのことで、河合は「約20年ぶりの共演なんですが、すごく安心します」とコメント。辰巳も「本当に安心感があるので、なにをやってもフォローしあえる仲というか、なんでも受け止めてくれるだろうなという感じでやってます」と応じ、ふたりの仲の良さを伺わせた。
続けて辰巳は「20年間仲良くしてきて、初めてデュエットを出来るので。『修二と彰』のように『マサヒロとショウヘイ』で舞台を飛び出して、どっかでお届けできたらと思います」と、同じジャニーズ事務所の所属である亀梨和也と山下智久がテレビドラマでの共演をきっかけに結成したユニット『修二と彰』を持ち出して、河合とのユニット結成も匂わせた。
辰巳はさらに「ハモれるのはカラオケくらいだと思ってたんで、ステージ上でハモれると思ってなかったので嬉しかったですね」と感想を語り、河合は「ハモりますね。『愛のかたまり』とか」と、プライベートでのエピソードも披露した。
その後、河合は同舞台の設定について「戦争時代の作品を今回やらせていただいているので、昭和から平成、そして平成が変わろうとしているときにまた昭和のことを思い出していただけるって良いことだと思います。この新橋演舞場が終わって、大阪で上演するときには新しい元号が発表されているので、ひとつの時代を大事にしていきながら新しい時代に向けて突っ走っていけたらいいなと思います」と意欲を燃やした。
最後のコメントを求められた河合は、共演者らに『よっ座長』と煽られると照れくさそうに笑い「すごく素敵な作品に出会えて感謝しております。あまり構えずに、リラックスして観ていただけると楽めると思います」とメッセージを送った。
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発信地・日本
<文・デザート編集部>