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『マツコの知らない世界』“アニメ聖地”移住者への地元住人の反応が波紋「それは無理?」


 7月11日の『マツコの知らない世界』(TBS系)で、「アニメ聖地巡礼の世界」が放送された。アニメ好きの4人のプレゼンターが集まり、現在盛り上がっているアニメの聖地や、聖地の楽しみ方が紹介されたが、好きが高じるあまり聖地に移住したアニメファンに対する地元住人からの反応がネット上で話題になっている。

 話題になっているのは、プレゼンターのひとりとして登場したアニフメファンの熊本康太郎さん(26)。好きなアニメは『からかい上手の高木さん』だといい、物語の舞台となった、香川県小豆島に移住したとのこと。

 当初は月に1度訪れるペースだったものの、次第に「住んでみたい」という思いが生まれ、当時住んでいた岡山県から引っ越し。もともとはイチゴ農園で働いていたものの、現在は島の名産品であるオリーブ商品の製造・加工を行っていることが明かされた。

 すでに小豆島にもすっかり馴染んでいる熊本さん。作品の映画で「ペットグッズショップ」として登場し、実際はカフェだというお店ではすっかり常連となっており、オーナーから「移住までしてきてちょっと最初は頭おかしいと思った」と言われていた。

 一方、カフェでは、『高木さん』ファンの間で有名な地元民の女性・藪脇さんと合流。この女性は「島に来るファンに恩返しがしたい」と、聖地探訪MAPの作成を働きかけた人物とのこと。さらに、自らアニメ内のシーンも再現しているとのことだった。

 しかし、この藪脇さん、自身がこうした活動をしている理由について、「島に永住して子どもをいっぱい産んで人口を増やすっていうところをちょっと私は期待しています」と話していた。この発言にネット上からは、「それは無理じゃね」「それが一番難しそう」「子どもは無理かな……」という困惑の声が集まっている。

「確かに人口の減少が続く過疎地域では少しでも人口を増やしたいと思うのは自然なこと。現在は同じオタク趣味を持つもの同士で結婚する“オタク婚活”もありますが、だからといって趣味が高じて移住までする人間に対し、子どもを生ませようとする策略は無謀に感じた人が多かったようです」(週刊誌記者)

「聖地」住民側にもさまざまな思惑があるようだ。

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