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『めざまし8』河野デジタル相が“マイナ保険証”アピールも不信感増幅「早まりすぎ」「説明になってない」


 6月30日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に、河野太郎デジタル大臣(60)が生出演。“マイナ保険証”について、現役医師の質問に答える形で現在のトラブルについて解説したが、ネット上で「結局全部準備中じゃん」と反発の声があがっている。

 現段階で、マイナンバーカードと健康保険証として利用できる“マイナ保険証”については、窓口で保険資格が確認できない、他人の情報が紐づけられているなどのトラブルが相次いでいるが、河野大臣は「大きなプロジェクトを始めたところですので、あってはいけないんですが、今まで起きている問題は段々少しずつ解決していきます」と回答。

 一方で、2年前から「マイナ保険証」システムを導入している「いとう王子神谷内科外科クリニック」の伊藤博道院長は、「正直メリットを感じられていない」「メリットよりデメリットが多い」と正直な感想を口にし、医療の質向上にもつながっていないと指摘。

 これに対し河野大臣は、電子カルテ自体は10年前から推進を勧めているが、「まだまだ一歩一歩しか前進していないんですけど、ゆくゆくは電子カルテが(病院同士)連携されて自分の医療情報を自分で見ることができる。あるいは自分で医療情報を見せる先生を選ぶことができるようになる。今、そのためのベースを作っている段階」だと解説した。

 そのため、ネット上では「そもそもマイナンバー推し進めてるけど、使ってる中で少しづつじゃなくて、普通に考えて国民全員が手に持つ頃にはシステム完成してるのが前提だったよね」「マイナ保険証の整備をちゃんとしてから保険証の廃止を検討してくれって話してるのに少しずつやってみてくれってバカなの?」「説明になってない」「マイナ保険証、これだけトラブル出てるのに来年秋に保険証を廃止って早まりすぎ」「マイナ保険証、結局全部準備中じゃん。紙の保険証廃止だけ期日を決めるな」と反発の声が続出している。

「マイナンバー制度自体は8年前の2015年に運用が始まっているうえ、マイナポイント配布などで政府は強力に普及を推し進めていましたから、ほとんどの国民はシステムが完成しているものと思ってたはずです。それがここにきて、まだベースを作っている段階ということが明らかに。より、マイナンバーカードに対する不信感を強めた人が多かったようです」(週刊誌記者)

 しかし政府は現在の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナ保険証に一本化する方針を進めている。ほかにも運転免許証や母子手帳など、様々なものをマイナンバーカードに一体化させる構想もあるが、ベース段階とあればこれから先もしばらくトラブル続きとなりそうだ。

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