6月27日放送の『ゴゴスマ~GOGO!Smile~』(TBS系)では、歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)容疑者が、母親・喜熨斗延子さん(享年75)の自殺を手助けした自殺ほう助の容疑で逮捕されたニュースを報道。この件について、コメンテーターとして出演していたお笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(54)がコメントした。
5月18日、東京・目黒区内の自宅で、猿之助容疑者が倒れているのが見つかり、さらに2階リビングで倒れていた父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(享年76)と母親・延子さんはいずれも死亡。
調べによると、猿之助容疑者は逮捕前の聴取で「週刊誌報道をきっかけとして家族会議が行われ、みんなでさよならすることにした」と語っていたことが明らかになっている。なお、同日発売の週刊誌では、猿之助が弟子や共演者に対してのセクハラ、パワハラ疑惑を報じていた。
岡田は、「一報から40日経ちますけど、本当にわからないことが多い」としたうえで、「猿之助さんは本業の歌舞伎だったり、ドラマや映画、今年もバラエティで一緒に仕事しましたけど、本当に周りから見ても仕事が順調だったのに。なぜ巻き添えにして……」と疑問を口に。
続けて「自ら死を選ぶときって普通の精神状態じゃないと思うんで、(証言しているような)家族会議と週刊誌報道がなかなかつながらない」とコメント。週刊誌報道がきっかけで両親まで巻き添えにして一緒に死ぬことがあるのか「本当にわからない」と首をかしげ、「インタビューで近所の方が『本当のことを知りたい』と言ってましたが、本当のことを知りたいと思いながら、ご本人にしかわからない大きな事情があったんやろうね。こういうことを起こしたということは」と語った。
これにMCの石井亮次(46)は、週刊誌報道が「ご自身にとっては相当なダメージだったのでは。さらに、あれが(世間に)出るのは我が家の恥だということになったのかもしれませんし。老老介護で、残しては(いけない)という発想になったのかもしれない」と推測していた。
一方、ネット上からは「猿之助さんの自殺ほう助、真実は猿之助さんしか知らないだろうから自白しかないな」「猿之助の自殺の理由が判明した。週刊誌のハラスメント報道が動機だった。とんでもないことだよ。」「二度と歌舞伎の世界には戻れないのだから、本当の事を全て話してもらいたい」との声が集まっていた。