旅系YouTuber夫婦「Sunny journey~サニージャーニー~」が10日、自身のユーチューブチャンネルに動画を更新。妻のみずき(32)がすい臓癌のステージ4を患っていることを「詐病」だという声が多いため、セカンドオピニオンを担当した専門医がみずきの病気について解説する動画をアップし話題となっている。
サニージャーニーといえば昨年10月、みずきが膵腺房細胞がんの「ステージ4」と診断され、左鎖骨周辺のリンパへの転移も確認されていた。余命は何もしなければ4ヶ月、標準治療を進めて、抗がん剤で延命すれば長くて2年と告げられたとして旅を途中で断念していた。
さらに2月22日には、暴露系YouTuberのコレコレ(33)により詐病疑惑を告発されることに。その後、サニージャーニーとコレコレの間で非公開のやり取りがあり、診断書などを提示したといい、コレコレは27日の配信で「自分の中では詐病ではないことが確定している」と断言し注目を集めていた。しかし、詐病の声は上がり続ける一方だということで、今回は「現役医師がサニジャニの詐病疑惑証明します【膵臓癌ステージ4】」というタイトルで動画を更新。セカンドオピニオンを依頼した消化器内科・腫瘍内科医師でがん治療を専門とする押川勝太郎氏(58)に「医学的な検証」を依頼し、この日の動画にリモート出演し、医師の立場からみずきの病気について解説した。主治医から届いた書類の用語を一つ一つ解説しつつ、みずきのCT画像も公開。すい臓がんのステージ4は事実だと訴えた。他にも、ネット上で詐病だと思っている人の発言に対し答えるなど、理解を求めつつ説明した。
この動画に対しネット上では「どんな時も一生懸命説明している姿勢と、お二人のとびきりの笑顔が大好きです」「悪意を持ってる連中に証明するのは、何を言っても時間と労力の無駄なので無視してもいいと思います」などの声が寄せられている一方で「こんな風にネットに流すから疑われるんだよ。静かに治療してればいい」「どっちでもいいけど、矛盾があることも事実。信じるも信じないも個人で判断したらいい」といった声も。
7日には「膵頭十二指腸切除術」という大掛かりな手術を受けることが決定したと明かしていたサニージャーニー。成功しても、全身に散った小さながん細胞が再発する可能性は残り、術後も予断を許さない状況のようだ。無事、手術が終わることを願っている。