日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)の第2話が7月3日に放送されたが、アスリートが飼っているペットの描写をめぐり、視聴者から猛クレームが届いている。
第2話では、梅屋敷(NEWS・増田貴久/36)が担当しているプロゴルファーの高槻(竹財輝之助・42)が、極度のスランプに。成績が下降していたものの、その原因が分からず悩むという展開が描かれた。
なぜかショートパットだけが入らなくなってしまった高槻だったが、ストーリー後半で、実は決勝パットを決められず敗退した試合の当日に15年一緒に過ごした愛犬が亡くなってしまっていたことが判明。それ以来、高槻はショートパットになると愛犬を思い出し、体が動かなくなったという。
しかし、それを聞いた梅屋敷はビクトリー社内で「どうかしてるよ。あんなんでよくプロゴルファーって言えるよな」「ペットが死んだぐらいでパット打てなくなるってそんなのある?」と愚痴。社員から「ひどい」「ペット飼ったことがない人には分からない!」と責められ、高柳社長(反町隆史・48)からも発破をかけられることに。
結局、終盤で高槻は完全復活。優勝する姿が描かれたが、その傍らには犬を高槻に手渡す梅屋敷の姿が。高槻の復活をテレビで見守っていたビクトリー社員たちの会話の中で、梅屋敷が新しい犬をプレゼントしたことが判明。「ペットを失った悲しみは消えないけど新しいワンちゃんで少しでも元気になってもらえたら」と、ペットロス解消のために新しい犬を贈ったことが明らかになった。
これに新町(綾野剛・40)も「これで高槻さんは優勝できたんだな」と納得。また、犬は40万円したといい、経費では落ちず、梅屋敷が自腹で払ったという話題で盛り上がっていた。
「しかし、この一幕にネット上からは『ペットの命を軽く見てる』『犬の穴を犬で埋めるって安易すぎないか?なんだと思ってるの?』『愛犬を亡くしてイップスになった人に、犬をプレゼントしてイップス治りましたって……雑すぎ』という大ブーイングが集まることに。いまは、ペットは家族という考え方の人が多く、亡くなったからと言って代わりに新しい犬がいればいいというものではありません。犬をイップスを治すための道具のように扱ったことに、多くの視聴者が不快感を覚えたようです」(芸能ライター)
あまりに雑過ぎる展開に、ペット好きからは批判の声が上がってしまったようだ。