6月8日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で行われた検証で、お笑いトリオ・ジャングルポケットのおたけ（39）のポンコツっぷりがあらためて話題になっている。
この日放送されたのは、「芸人コンビのネタ作ってない方、相方がどんなにつまんないネタ作ってきても文句言う権利ない説」の第2弾。ジャングルポケットのネタ作成者・太田博久（38）が仕掛け人となり、斉藤慎二（39）とおたけにつまらないネタを提案。その反応を見るというものだった。
ドッキリ前、太田は「斉藤は台本結構まんまやってくれるタイプ」としながらも、「おたけは良くも悪くも、コントには興味がないんで」とバッサリ。「だからあんまりおたけが強く言ってくることはないかな」と予想。これにスタジオからは「『良く』はないだろ」「『悪くも』だよ」とツッコまれていた。
今回太田が考えてきたのは、飛行機内で急患が出るという設定にも関わらず、まったくボケがないという台本。斉藤は「これ普通にコントみたいな感じでやるってこと？」と笑いのポイントがないことに引っかかっていたが、おたけは何も気にする様子はなく、小さく頷いているだけ。
その後も斉藤がネタの笑いどころを太田に追及する姿勢を見せるも、おたけはすぐにネタを受け入れ、やる気。斉藤が頭を抱えてしまう場面もあった。結局、立ち稽古後に斉藤が爆発し、「これ、ボケがないよ！」と指摘しても、すっかり受け入れたおたけはうろうろしながらひとりでネタを練習する始末。
ネタバラシのためにスタッフが部屋に入ると、斉藤はうなだれ、「なに？ ずっと知ってたの？ ふたり」と、おたけも仕掛け人ではないかと指摘。しかし、ただポンコツなだけのおたけは「えっ知らん。なに？」と聞き返し、斉藤はパニックに。おたけが「マジで分からん。何？ ムズすぎる」と困惑する横で、太田は大爆笑。斉藤は「『ムズすぎる』じゃねーよ、簡単だろ」と呆れていた。
「おたけといえば、優秀な太田、斉藤の中で飛びぬけてポンコツとして知られていますが、ポンコツがゆえにドッキリに引っかからないという奇跡に視聴者も大盛り上がり。ネット上からは『おたけ最高すぎる』『ポンコツっぷりヤバすぎる』『斉藤さんとおたけの反応の差がおもしろすぎた』という声が集まっています。ポンコツ過ぎて笑いを取るという、新しいジャンルを確立しているようです」（芸能ライター）
おたけにとっての「ポンコツ」はもはや批判にはならないようだ。
