4月15日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、松本人志(58)が小泉孝太郎(43)に対し、失言する場面があった。
「自分の気持ちを素直に出せない」というトークテーマになった際、シンガーソングライターの秦基博(41)から「『CM決まりました』みたいなときの顔ってどうしてるんですか?」と聞かれた松本は、「俺もあまり(気持ちを出すの)あまりうまくないかも」とコメント。
さらにフットボールアワー・岩尾望(46)から「CM決まりましたって言われたら、まだ嬉しいんですか?」と聞かれた松本は「CMによるんじゃない?」と言い「ほら、『サンガリア』は嬉しくないやん」と『強炭酸水』でお馴染みの企業名を出し、「そっちよりも『終わりました』の報告のほうが嫌」と話を続けた。
その後、何事もなかったかのようにしばらく話し続けた松本だったが、スタッフから「小泉さん、サンガリアのCMやってます」とのカンペが出されると、椅子から立ち上がり「小泉さん、サンガリアやってたんですか!」と驚き。まさかの偶然に騒然とする中、小泉の父・小泉純一郎元首相の名言「痛みに耐えて、よくがんばった」と小泉に声をかけ、スタジオの笑いを誘った。
なお、小泉は現在進行形でサンガリアの『伊賀の天然水 強炭酸水』のCMに出演中で、この日もお酒の代わりに「サンガリアの強炭酸水を飲んますから」と小泉に言われると、松本は「なんで俺、ここでサンガリアが出た!?」「何でこんなことになんねん!俺」と、己の失言を悔やんでいたのだった。
ネット上では松本の失言に対し、嫌な態度を一切とならかった小泉に対し「小泉孝太郎の株が上がった」「本当に孝太郎さんは穏やかで育ちの良さが伺える」と称賛の声があがっている。
「一方で、松本に対しては『松本人志が馬鹿にしたサンガリアのCMに小泉孝太郎が出ていること知っても、一回も謝らなかったのにドン引き』『松ちゃんは小泉孝太郎がサンガリアのCMやってるの知っててわざとボケたのかと思ったら本当に知らなかったんだな』などの声も。『サンガリアのいい宣伝になった』『たぶんサンガリアさんは怒ってないと思うよ』と言った声も出ていますが、これはすぐに千鳥・大悟(42)が『サンガリアはうれしいぞ!サンガリアさんよろしくお願いします』とフォローしてゆえのこと。松本自身は、フォローも謝罪も何もしていませんでしたが、まさに『自分の気持ちを素直に出せない』というのはこういうところなのかもしれません」(芸能ライター)
「相手が小泉さんじゃなかったら編集カットされてたかもね」などの声もあがっているとおり、今回は小泉の対応に救われたようだ。