新水曜ドラマ『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』の第1話が4月13日に放送された。
は、超ポジティブだけど少々ポンコツな新社会人・田中麻理鈴(今田美桜)が主人公となっている『悪女』。第1話は、大きな夢を抱いて大手IT企業「オウミ」に就職した彼女は、会社の地下にある「備品管理課」に配属される。そこは、会社のお荷物社員が集められた“姥捨て山”で――というストーリーが描かれた。
会社の底辺部署からポジティブな女性社員が成り上がる姿が描かれる本作だが、ネット上からはその設定について、「なんで最初から姥捨て山?」「せっかく採用した社員をなんで備品管理課に…?」というツッコミが集まっていた。
「麻理鈴は“三流大”を四流の成績で卒業したという設定で、社長と同郷という理由だけで採用されたとのこと。備品管理部に配属された理由は、上司の峰岸(江口のりこ)曰く、『なにも期待されていない』から。また、第1話終盤では研修中に講師に質問しまくったり、食堂でカップ麺をぶちまけたりしたりしたため、この部署に飛ばされたようでした。しかし、新卒採用に掛かるコストは一人当たり約70万円とも言われているこの時代。せっかく採用した新入社員をそのまま持て余すという設定に疑問の声が集まったようです」(芸能ライター)
また、第1話では、麻理鈴が営業部で働く若手社員・美加(志田未来)のピンチを救うというストーリーとなっていたが――。
「麻理鈴は美加が提案した営業部の案件が流れかけたと知り、その社長が休日に自宅近くの桟橋で釣りをしているという情報をゲット。直訴するために赴くという姿が描かれました。しかし、取引先社長の自宅住所はもちろん、案件について詳しく知っていないとできない行動。行動力がある様子を描いているとはいえ、部署の枠を超えてまで暴走する麻理鈴に『情報管理どうなってんの?』『いろいろひどすぎる』『現実味なさすぎ』という声が集まっていました」(同)
ストーリー内では麻理鈴に対し、ほかの社員からの「備品管理課のくせに『契約、契約』って自分ごとみたいに張り切って。ばかだよね」という揶揄のセリフがあったが、視聴者も同じ思いを抱いてしまったようだ。