俳優・菅田将暉(29)主演の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の最終回が3月28日に放送された。
俳優の永山瑛太(39)演じる犬堂我路たちは、その場に倒れていた風呂光聖子(伊藤沙莉・27)らを助け、連続殺人犯・十斗と思われる辻浩増(北村匠海・24)から妹の死の真相を聞く――というストーリーが描かれた最終回。
今回は、我路の妹、犬堂愛珠を演じる白石麻衣(29)の棒演技が話題になっているという。
幼い頃から身体が弱いものの、気が強く横暴な女王様という設定の愛珠。しかし、第2話から第3話で、バスの運転手により殺されていたことが明らかになるという役どころだった。
「第11話と最終回では、なぜ妹が死ななければならなかったのか、その死の真相を探る我路たちの様子が描かれましたが、最終回では必然的に我路が愛珠を回想する場面がありました。絵を描いている我路を愛珠が後ろからハグし『橋の向こうは あの世なのよ。絶対1人で渡っちゃ駄目。私がついてたら無敵だから。地獄のケルベロスでもひれ伏すから』と根拠がない強気なセリフで我路を安心させるというシーンでした」(芸能ライター)
しかし、このシーンに視聴者から「演技下手すぎる」「美しき棒」「思わず我にかえるレベルの大根演技」といった失笑が集まってしまっていた。
「本作は主演の菅田将暉をはじめ演技派ぞろい。その中で、ひとり演技が下手すぎたため悪目立ちしてしまったようです。また、そもそも原作では愛珠の設定は我路の姉。姉が弟に、意味もなく強気なことを言ってもなんとなく納得してしまうような説得力がありますが、『私がついてたら無敵』というセリフは年の離れた妹が兄に放つには不自然すぎるということもあり、ネットからは『違和感しかない」『これ妹が言うの変だな』『姉だからよかったのに…』といった声も寄せられていました」(同)
続編の存在を匂わせて終わった本作。すでに愛珠は亡くなっており、例え続編ができたとしてもさほど出番が多いとは思えないが、それまでに白石の演技力は、少しは成長するだろうか。