タレントのマツコ・デラックス(49)とお笑いタレントの有吉弘行(47)がMCを務めるバラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)が3月4日に放送され、この日番組に出演したお笑いコンビ・ヨネダ2000の言動に視聴者から疑問の声が殺到する場面があった。
批判が集まったのは、番組の人気企画「へぇダービー」の新リポーターを発掘する「予選会」。マツコ&有吉に「へぇ」と言わせる新情報を引き出すコーナーだが、今回は、お笑いコンビ・ランジャタイ、ヨネダ2000、ジョイマンの高木晋哉(41)が挑戦した。
舞台は京王百貨店で、問題のヨネダ2000が向かったのは沖縄のアンテナショップ。そこで、まず見つけたのは卵が入ったカステラかまぼこ。ふたりは、そのかまぼこと人参の炒めものを実食し、初めての食レポに挑戦することになった。
しかし、初めてということもあってか、メンバーの清水亜真音(22)は「あ、あなたが先ね」「すみません、こうしたほうがいいか」とひとりブツブツ言い、相方の愛(25)に「食べにくいな」と困惑される始末。さらに清水の手は緊張のため震え、出てきた言葉は「かまぼこが軟らかいから人参が固めに調理されている」という、食レポとしてはかなり見当違いなものに。
一方、これをフォローするためか、愛が「味がしっかりしてる」とポジティブな感想を言ったにもかかわらず、清水は「え!? 自分、無味だと思ってた!」と食レポであってはならない発言をし、スタジオのマツコと有吉から「『無味』はないだろ!」「『無味』じゃないだろ」とツッコまれる始末。
その後「いなむどぅち」という、沖縄の郷土料理のひとつで、めでたい席で食べる豚の汁物の食レポも行ったが、清水は「豚汁にお湯入れた感じ」という、またもネガティブ食レポを披露。これには有吉も「薄いの?」と呟いただけで、それ以上まったく盛り上がることもなく終わっていた。
このヨネダ2000の食レポに視聴者からは、「素人かよ」「放送事故レベル。よく放送しようと思ったな」「これ仕事する気あんのか?」「ひどいな」といった呆れ声が連発してしまっていた。
「若手芸人にとっては『かりそめ天国』出演は大チャンスのはずですが、まったく笑いはとれず。おそらく練習すらしていないため、食レポで視聴者の不快感を買ってしまう結果になりました。マツコや有吉が『へぇ』と反応することも皆無で、面白素人以下。チャンスを自ら無駄にした形の若手芸人に、世間の声は思った以上に厳しいものとなっていました」(芸能ライター)
結局今回は、合格者はいないという結果に。ヨネダ2000の姿はもう『かりそめ天国』では見られないようだ。