月曜10時放送の連続ドラマ『ドクターホワイト』(フジテレビ系)で、メインキャストの1人として出演している柄本佑(35)。そんな中、1月31日は、菅田将暉が主演を務める月9ドラマ『ミステリという勿れ』(同、以下『ミスなか』)にもゲスト出演。ネット上で「えもたす祭り!」「演技の振れ幅すごいな」と大きな反響が集まった。
柄本は『ドクターホワイト』では、謎に包まれた雪村白夜(浜辺美波・21)を自宅に保護しつつ、正体を探る医療ジャーナリスト・狩岡将貴を演じている。
狩岡の幼なじみで内科医の高森麻里亜(瀧本美織・30)が務める高森総合病院に新設された総合診断協議チーム(通称CDT)で働くことになった白夜。サポーターとしてチームに加わることになった狩岡だが、第3話では白夜を預かっていたという施設の職員が刑事とともに訪れる。しかし、のちにそんな人物はいないことが判明。白夜が連れ去れるのは阻止できたが、その後、狩岡の元に麻里亜の兄で高森総合病院の外科医だった失踪中の高森勇気(毎熊克哉・34)から「(白夜のことを)お前は詮索しなくていい」「踏み込んだらお前も殺される」と電話がかかってくる……という内容だった。
一方、『ドクターホワイト』の直前に放送されていた『ミスなか』の第4話で、榎本は記憶喪失の爆弾犯として出演。記憶を失っているためか、髪がボサボサでどこか憂いのある犯人を演じていた。
異例となった月9&月10の連続出演にネット上は大盛り上がり。各ドラマの公式Twitterでは、ドラマの主要人物たちに漫画のような吹き出しをつけた写真を投稿。『ミスなか』の公式アカウントには、「今日はミステリ以外にも何かあったような……」とつぶやく柄本演じる爆弾犯の男に菅田将暉(28)演じる久能整が「それはドクターホワイとでは?」とツッコむ写真。
『ドクターホワイト』の公式アカウントには「今日も夜10時からだな!!」と言う狩岡に、白夜が「それ誤診です!将貴さんは夜9時からです!」と言っている吹き出しがついた写真が投稿されていた。
「局をまたいで俳優が別のドラマに出ているということはよくありますが、同局で連続してドラマ出演というのはかなり珍しいのではないでしょうか。犯人とジャーナリストという役の振れ幅も大きく、ネット上では『さっきまで爆弾犯だったのに、ちょっと目を離したすきに医療ジャーナリストになってる!』『混乱する』『2時間連続で柄本佑じゃん!』『髪の長さが違う気がするけど、撮影時期が違うのか?』と様々な反応が集まっていました」(芸能ライター)
1月31日放送の『ドクターホワイト』第3話は、平均視聴率は10・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。第2話でも、過去の月9ドラマのパロディを盛り込んでいた同作。今後も、過去の月9ドラマとのコラボやパロディがあるとすれば、大きな見どころの一つとなりそうだ。