バラエティ番組『マツコ&有吉かりそめ天国』(テレビ朝日系)が12月3日に放送。マツコ・デラックス(49)と有吉弘行(47)が語った「平成っぽい内容」に、ついていけない視聴者が続出した。
番組では、視聴者から寄せられた「『昭和っぽい』というフレーズはよく聞きますが、そろそろ『平成っぽい』を考えてもいいのではないでしょうか?」という投稿をキッカケに、2人が「平成っぽい」ものについて語ることに。
「もうちょっと令和が進まないと……」(有吉)と言いつつも、サッカー界から「ヴェルディ川崎時代の三浦知良選手」や、アイドルグループ「モーニング娘。」、歌手の「松浦亜弥」などをあげていき、特に松浦亜弥(35)についてマツコは「あややすごいよね」「もう一回歌ってくれないかな」「10代の頃も良かったけど20代の頃のコンサートもすごいよね」と称賛。マツコは、今でも松浦のコンサートDVDを見ているという。また、マツコは「安室ちゃんは平成っぽい」と、歌手の安室奈美恵(44)の名前もあげた。
また、メールを寄せた視聴者が平成っぽい人として、俳優の石黒賢(55)をあげたことから、マツコと有吉からは俳優の「吉田栄作(52)」、元俳優の「加勢大周(51)」、タレントの「坂本一生(50)」、女優の「一色紗英(44)」お笑いタレントの「森脇健児(54)」、などの名前も登場。そんな中、「平成と言えば3Mよ!」「絶対、間違いなく3Mよ」との言葉が飛び出すが、親交を務める久保田直子アナウンサー(40)は「えっ……?」とポカン。
「名字がMの人」というヒントを貰っても名前が出てこない久保田アナに「こんなにピンとこない?」(有吉)、「嘘でしょ?」(マツコ)と2人は驚いていたが、どうやらマツコと有吉の話しについていけなかったのは視聴者も同じだったようだ。
「平成の3Mと言えば、90年代にブレークした宮沢りえ(48)、牧瀬里穂(49)、観月ありさ(45)の3人なのですが、今の30代が幼稚園~小学低学年の頃で、20代に至ってはまだ生まれる前の話。『知らなかった』『分からなかった』という声が続出していましたが、視聴者が知らないのも無理ないかもしれません。」(芸能ライター)
一方、ネット上では「モーニング娘。」や「松浦亜弥」に共感が集まるほか、平成っぽい人やモノについては「小室ファミリー」「SMAP」「平成仮面ライダー」「ポケベル」「たまごっち」などの名前もあがっていた。
昭和を生きてきた人間が考える「平成っぽい」と、平成の時代しか生きていない「平成っぽい」では、見えない大きな壁があるようだ。