相葉雅紀(38)が主演を務めるドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系)の第5話が11月19日に放送。その内容に「釣り記事最悪」「今回過去一胸糞悪い回だわー。ネットで炎上系が一番嫌い」と視聴者から嫌悪の声が集まった。
同ドラマは、ひとつ屋根の下で同居することになった『Buzz Topic News(通称:バズとぴ)』の記者として働く主人公・和田優と義理の父で報道番組『フロンティアニュース』の総合プロデューサー・和田秀平(佐々木蔵之介・53)、元大手新聞記者で社長まで勤めあげた祖父・和田寛によるマスコミ3世代、男だらけの異色ホームドラマ。
第5話で、優はネットニュースサイト『ニュース・チェイス』編集部の片岡直樹(野間口徹・48)から専属契約を持ちかけれ、『バズとぴ』から移籍。『バズとぴ』と違って優が自分で自由にネタを選んで書けるコラム連載は、最初こそビューが伸びなかったが次第に業界内にもファンが増え、優はインタネットテレビのコメンテーターとして出演するまでに成長。
しかし、ビューが伸びなかった最初のコラム記事のタイトルを片岡が勝手に改変し、再アップしたことで、記事が大炎上。その理由は、タイトルと記事の内容が違ういわゆる“釣りタイトル”や“タイトル詐欺”と呼ばれるもので、ビューさえ稼げれば良いという「炎上商法」だったからだ。
そのせいで優は、出演したテレビでも大失態を犯し炎上が炎上を招くという最悪の事態に発展。炎上しているにも関わらず「大反響」と喜ぶ片岡のやり方についていけなくなった優は「やっぱり僕は読者を騙したくない」と去り、職を失ったところで再び『バズとぴ』の三ツ村翔星(正門良規・24)に拾ってもらう……という展開だった。
ドラマとはいえ、大炎上して気落ちしている相葉の姿にネット上では「相葉くんが炎上したり叩かれたりしているのは観ていられない」「こんなの見てるのしんどい」という声が続出。また、「仕掛けられた炎上、最悪」「ネットニュースって題名と記事違う事多いし、やっぱり、炎上してでもビューは稼いだ方がいいんだね。嫌だな」「ネットニュースの闇が見えた感じ」と不快感を露わにする声も見受けられた。
「ただ、読者の興味をひくためにインパクトのあるタイトルをつけるなど多少の工夫は必要ですし、外部のライターが書いたタイトルがネットにアップされたら変わっているというのはよくあることです。 視聴者が嫌悪を抱いたのは“タイトルが改変されたから”というより、最初から炎上を狙った炎上商法だというのが見えてしまったからでしょうね。」(芸能ライター)
また昨今は、ネット上には正しいものから誤ったものまでありとあらゆる情報が散らばっていることから、読み手にもメディアリテラシーが求められる時代。SNSの影響力と拡散力は非常に強いため、情報源が不明の記事を鵜呑みにして炎上の片棒を担いでしまわないよう注意してほしいところだ。