11月5日に放送された『松本人志の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）で、女優でタレントの中村静香（33）の悩みに対する、MCのダウンタウン・松本人志（58）の回答が、女性視聴者から、ひんしゅくを買っている。
この日は、お笑いコンビ・千鳥の大悟（41）とノブ（41）を進行役に迎え、ロックバンド・X JAPANのボーカリスト・ToshI（56）が別名義の龍玄としで出演したほか、歌手の相川七瀬（46）、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志（45）、そして中村がゲストとして迎えられた。
トークの順番が回ってきた中村は、芸人などから「中村静香、イケそう」と言われることが多いとし、「私、そんなに軽い女に見えるの？」と悩みを打ち明け、「軽い女に見られるのは不本意なんで相談したい。どういう人が軽く見られるのか？」と相談。
これに田中が「自分のトークですげぇ笑ってたら『この子イケそう』」と思うと明かすと、「わかるよ」と松本、「最初の判定はそこやもんな」と大悟が続き、男性陣はおおむね共感。また、大悟は自身の経験から、シャンパンを注ぐのが上手い女性は「遊んでるな～」と思うと語った。
そんな中、松本は「ひとつ分かってほしいのは“軽い”っていうのは女の人に対して失礼かもしれないけど、我々男性からすると全然失礼と思って言ってない」とし、「軽いくらいに思われてるほうが絶対いいよ」とアドバイス。ノブからは「褒め言葉」という声もあがったが、その直後に松本は「でも俺、娘には絶対軽くあってはほしくないけどな」と、きっぱり否定した。
自分のオチに大爆笑していた松本だったが、女性視聴者からは「ナチュラルに女性を見下してる」「結局ネガティブな言葉だと思ってるってことじゃん」「自分の娘は適用外の理屈をテレビで堂々披露して若い女性タレントを屈服させるとか恥ずかしい」「自分の娘にダメなことを、ほかの相手に言うとか失礼すぎ」と批判が殺到することになった。
「そもそも、勝手に“イケる”か“イケない”かをジャッジし軽い女と判定しておきながら、『男性からすると全然失礼と思っていない』と考えていること自体が、女性に対して失礼ですよね。好きでもない相手から、自分の知らないところで『イケそう』と言われることが、どれだけ女性にとって不快なことなのか、考えたこともないのでしょう。SNS上では『こういう話自体がもうダメ』『セクハラと一緒』『全くアップデートできてない』『ワンチャンとかイケそうとか、なんでいつも男が選ぶ立場なんだよ。選ばれてる＝褒め言葉って発想が腹立つ』といった怒りの声も噴出していました」（芸能ライター）
炎上騒動に発展する前に、時代錯誤な発言をしないように気を付けたほうがいいのではないだろうか。
